灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにお店へお手伝いに行っていたのです
が、その休憩時間の話。


そこのお店へは僕だけでなく他のメーカーさんやヘルパー
さんもよくお手伝いに来られていまして、休憩中はよく
いろいろと話をしているのですが、どういう流れからか
これまで会った一番あり得ないお客さんとの話に話題は
なりました。

以前にも日記に書きました、僕的にはかなり衝撃的だった
財布を忘れた女性の話をしたのですが、いろいろみんなが
話していく中で一番インパクトが強かったのは、ドライヤー
のクレームを受けた人の話でした。


まだ世間ではマイナスイオンドライヤーが発売された頃の
話なので今から１０年近く前になるのですが、その人が
お店にいますとお客さんからイオンが出てないとクレーム
があったそうなのです。

で、その人は商品を改めて見てみたところ問題はなさそう
だったのでその旨を説明すると、お客さんは頑なにイオン
が出てないと言い張るらしく、噛み合わないなぁとよく
よく聞いてみたところ、ドライヤーの箱にあるようにイオン
が見えないから出ていないとのこと。

思わずその人は固まったそうで、お客さんにこの箱のイオン
はイメージ図でして、マイナスイオンは目に見えないもの
で出てるか出てないかと言われたら難しいところがあるの
ですがイオン発生口からは風が送られてるので出てると
思いますと説明すれども、お客さんはやっぱりイオンが出て
ないの一点張り。


最終的にはイオンが出てないということで返品をするハメ
になったらしく散々だったそうで、それを聞く僕らとしては
シチュエーションが想像できるだけに面白く、大笑いして
しまいましたが、ホント世の中にはいろいろなお客さんが
いるものです。