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テーマ:心のままに独り言(8839)
カテゴリ:仕事場でのあれこれ
昨日に引き続き、今日もお店の手伝いに行って来ました。
僕らのようなメーカーの営業がお店でお手伝いをするとき には、メーカー説明員と書かれた目立つバッチを首から ぶら下げているので一目でお店の社員さんかどうかわかる ようになっています。 やっぱりお店で販売していますと、どうしてもこのメーカー の人間だとわかるバッチはお客さんからするとそこの商品 を売られると思われてしまい、接客をするのに足枷になる こともあったりします。 まぁ、その代わりといっては何ですが、逆にこのメーカー バッチを付けてるためにお店の人じゃないとお客さんのほう から気付いていただけるので、ややこしい雑用とかに絡まれ たりしなくなったので一長一短といったところなのですが。 接客するにもいろいろな方法があると思うのですが、いつの 頃からかは忘れましたが気付けば僕の中ではこのメーカー バッチがあるからこそ開き直って説明するというスタイルに なっていました。 最近ではあまり話しかけられるのを好まないお客さんが増え つつあるので、売り場に来られるとある程度お客さんが商品 をじっくり観察してから近づいていきますと待ってましたの タイミングでお客さんから声を掛けられるのです。 いろいろある商品を見ても違いがイマイチわからないので お客さんがたいていどの商品がおすすめかと聞かれるため、 今日もメーカーバッチを見せながら即答でうちの商品がいい とオススメしてきました。 たいていのお客さんはしまった…、メーカーの人だったかと いう顔をされるのですが、まぁ話を聞いて下さいとそこから 商品説明をするのは気分が楽なものです。 このメーカーバッチを付け始めた頃はあまりメーカーの人間 とばれるのはイヤだったので極力目立たないようにしてたの ですが、どうしても自社商品ばかりを押せ押せな状態で接客 してしまうため、お客さんは不審に思って引いてしまったり することがあったのです。 むしろ自分はここのメーカーの人間で、だからこそ商品の 良さを自信を持って伝えられるからこそこの商品がオススメ なんですとアピールするほうが、お客さんからもそんなに 拒否られることもなく。 何より、最後の決め台詞はここで僕に声を掛けたのが運の尽き と思ってうちの商品を買って下さいと、お客さんが納得いく まで商品説明をしたところでいいますと、そこまでのトークで ある程度人間関係をお客さんと築けていますので、呆れて笑い ながらも十中八九はお買い上げいただけます。 お買い上げいただけない場合はたいてい値段の問題で、僕は あくまでメーカーの人間なので値段の決定権がないためそこ のところはどうしようもなかったりするのですが。 そう思うと、接客の仕方って人の数だけあるのでこれという 正解はないと思うのですが、どんなトークがお客さんの心を ぐっと掴むことが出来るのかと考えると、とても奥深いもの だとしみじみ思ったりします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.14 22:41:15
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