灰色の空のむこうには…

今日は何年かぶりに僕の担当している法人さんの新店が
オープンされましたので、そのお店が僕の担当になると
いうこともあって、お手伝いに行って来ました。


普段お店回りをしていてもほとんど他のメーカーの営業
さんに会うことはないのですが、さすがは新店オープン、
しかも今日は初日ということでお得意先の社長朝礼が
あると聞いていましたので朝からこれまでにないほど
メーカーさんでいっぱい。

メーカーさんによっては４人で来られてるところもあり、
ある意味お店と他店から応援に来られている社員さんより
多いんじゃないかなと思えるくらいで、総勢２０名ほど。

ちなみにうちの会社からは上司と僕だけで、しかも上司は
昼から他のお店の手伝いに行くことになっていましたので、
よそのメーカーさんの状況を見て普通なら焦るところかも
しれないのですが、僕の率直な感想はオープン前のそんな
忙しいときに得意先の人たちとも挨拶もロクに出来ない
のに、よくもそんなに人を集めてきてどうするんだろうと
思ったのはここだけの話。


そうこうしているうちに社長朝礼も終わり、いよいよお店
がオープンしたのですが、担当商品が入口近くにあること
から僕と上司は前線で怒涛の人波に挨拶や対応をしていた
のですが、あれだけいた他のメーカーさんたちはどういう
わけか奥のほうに引っ込んで存在感すらなかったです。

何か納得いかないなぁと思いながらも、接客を続けている
うちにお昼になったので上司とお昼御飯に行き、上司は
当初の予定通り他のお店へ向かい、僕はお店へと戻って
接客やら案内を続けていたのですが…。

お昼時を過ぎた頃にようやく落ち着いたので店内をぶらっと
散策しましたら、気付けば１社さんを除いて他のメーカー
さんはすべて撤退していました。


どうやら社長がお昼に帰られたそうで、それに合わせるか
のように次々に帰って行かれたとか。

まさに「昼とともに去りぬ」どころか、「社長とともに
去りぬ」状態だったのは、あまりにも露骨すぎて呆れて
しまいました。