灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにお店回りをしていますと、お客さん
に呼び止められて商品の問い合わせをされました。


いくら平日とはいえ、さすがに年末も近くなりますと急ぎ
で必要なものを探されてる方が多いので、手っ取り早く
近くにいる関係者へ声を掛けられるお客さんが多いので、
そのあおりで絡まれたりします。

自分の担当ジャンルの接客なら普通にするのですが、そう
いう人に限って全然違うところからわざわざ誰かいないか
探す過程で見つかってしまうことが多く、問い合わせに
答えられなかったりするとキレられたりするのはどうにか
してほしいところです。


そんなこの時期ならではの忙しさの中、僕が担当している
商品をいじっていますと、たまたまお客さんにその商品の
ことで声を掛けられたのです。

当然ながら自分の担当している商品ならどんと来い！状態
なので、お客さんの商品への質問に関して機嫌よく話して
いますと、気付けばちょっと離れたところにお店の人が
立ち聞きしていたのです。

しかもその顔、眉間に皺を寄せてこいつ何言ってるんだ？
という顔でして、思わずその顔が僕のツボにはまってしまい
ました。


というのも、その店員さんに聞こえてたかどうかはわから
ないのですが、ちょうどその顔をされたとき自分でもどうか
と思うような訳のわからない演説をしてましたものでそんな
顔をされたのかと思うと笑いが込み上げてきまして。

それからその店員さんは他の商品の接客に入られたのですが、
なぜか僕の見える範囲のところにいらっしゃいまして、顔を
こちらに向けるたびに一瞬さっきの変顔をされたりして、僕
としてはそれがツボに入ってしまいお客さんの前で吹き出さ
ないようマジメな顔をして笑いをこらえるので精一杯でした。


いやはや、接客中には娯楽がないとはいえ、人をダシにして
遊ぶのはやめてほしいものです。