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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:行って来ました
いつだったか、以前ワイドショーを見ていますと東京で開催
されていたのを紹介されていまして、金魚をアートの一部に 取り入れて見せるというのは画期的なものだなぁと思った 記憶があります。 そんなこれまでにない新しい芸術であるアートアクアリウム が大阪でも開催されているというのを知りまして、さっそく 行ってきました。 会場は大丸心斎橋店のイベントホールでして、まさかこんな 地上14階と天空高いところで見るのはどことなく違和感が あるなぁと思いながら、独特な音楽がかかっている会場へ。 中に入るとまず額縁のように並べられた水槽に金魚が泳いで いまして、すごく面白い見せ方だなぁと感心したところで コーナーを曲がりますと、そこにはいろいろな種類の金魚が 泳いでいました。 僕は金魚はあまり詳しくないので、まさかこれほどの種類 の金魚がいるとはまったく予想外で見るものすべて珍しく、 しかも水槽の照明が蛍光色から赤色や青色に変わったり していろいろな金魚の表情が浮かび、見ていて何だか幻想 的なものを感じました。 そして金魚の紹介が終わると屏風型の水槽が現れまして、 そこに席が設けられていたので座ってみてますと、その 屏風の影となっているところが水墨画のように時間の経過 とともに変わりまして、そこに座っているだけなのに一幅 の絵を何枚も見せられてるような錯覚を覚えました。 正直、この屏風の演出は僕にとってこれまで感じたことが ないくらいにすごくインパクトのあるものでして、この後 に花瓶と融合した水槽があったりしたのですが、屏風に 比べると普通すぎてこんな前半なのにもうクライマックス を迎えたのかと思ってしまいました。 そうして花瓶水槽を通り抜け、音楽がガンガン鳴っている 空間に足を踏み入れたところで、先ほどの屏風を越える さらなる巨大な金魚鉢があったのには驚きを通り越して たまげてしまいました。 写真では伝わりにくいかもしれませんが、解説によると この水槽には1000匹の金魚が泳いでいるほど巨大な もので、その堂々たる様は圧巻の一言に尽きました。 この巨大金魚鉢の置かれているスペースは他にも多面体 のアクアリウムや行燈のような水槽も置かれていましたが、 この金魚鉢にはとうてい太刀打ちできるものではなかった です。 頭上から耳につくくらいうるさく音楽が流れていましたが、 この金魚鉢を見てますとそんな音楽でも出囃子のように どこか遠くから聞こえてくるものにしか感じられないほど の迫力がありました。 さすがにこの金魚鉢がクライマックスだったのか、その後 には金魚の姿を万華鏡で覗き込む、あっさりとした水槽が ありましたが、僕には屏風と金魚鉢の2つに心を打たれる ほど衝撃がありまして、また違うパターンでの演出もぜひ 見てみたいと大満足出来る素晴らしいアートアクアリウム でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.19 18:21:26
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