灰色の空のむこうには…

地元駅から歩いて帰ってますと、ちょうど横断歩道の信号
が赤になったので信号待ちをしていましたら、僕の目の前
に颯爽と自転車が２台ほど停まりました。


自転車といっても本格的なサイクリング用のもので、運転
してた人たちはリュックにヘルメットも装着されていたの
ですがなぜかスーツ。

夜だったのですぐには気付きませんでしたが、よく見ると
その２人は外国人の方たちでして、まさに映画かなんかで
見るような、サイクリング通勤してますよ的な風景。

おおー、すげーと感心してますと、信号待ちしている僕に
気付いたのか、２人のうちの１人が僕に話しかけてきたの
です。


これまでも日記で僕はよく人に声を掛けられやすい性質と
書いてきましたが、仕事でお店のお手伝いをしているとき
も外国から来られてる方はコミュニケーションを取ろうと
いろいろ話しかけてこられることが多く、このときも遠い
異国の地で仕事している帰り途中にたまたま目が合った
から話しかけてこられたのかと信号待ち時間にトークを
することに。

ボクタチハ、ドウミエマスカ？とかコレカラトモダチノ
トコロニイッテキマスなどと会話をしている内に信号が青
に変わったのでトークも終わりかな？と思って渡ろうと
しますと、どうにもお二人とも動きそうにない様子。

そうこうしているうちに信号がまた赤になってしまって
渡り損ねた僕としてはなんてこったと思いながらも、かと
いって無下にも出来ずに話していますと。


土日はどう過ごしているかと聞かれたかと思えば、教会に
誘われてしまいました。

って、まさかスーツにサイクリング車にヘルメット姿の
宣教師さんがいるとは夢にも思わず、新たなパターンに
びっくりしつつも何だか裏切られた気分で脱力してしまい、
てきとーに話を終わらせて退散させていただきました。