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テーマ:心のままに独り言(8844)
カテゴリ:行って来ました
以前から得意先の名乗らんさんに、一緒に城巡りをしよう
と誘われていまして、お互い不定休なためになかなか休日 が合わなかったのですが、ようやく休みが重なったので 金沢城へ行ってきました。 お互いお城巡りを趣味としていまして日本100名城の スタンプを集めていますと、どうしてもどちらかが行って どちらかが行ってないお城が出てきまして、名乗らんさん が明日仕事のため日帰りで帰って来れてお互いに行って ないお城となると、かなり範囲は絞られてしまいまして、 どこにするかが悩みの種でした。 弾丸派の名乗らんさんなので、僕よりもスタンプを集めて られてますので、せっかくなら名乗らんさんが行ったこと ないところで僕もスタンプに便乗しようと、名乗らんさん に行き先を考えてもらいながらも、たまたまJRで見つけた お得なチケットを片手に僕もここがいいかなと思っていた ところがありました。 で、店回り中に名乗らんさんにどこにしよう?と聞くと、 名乗らんさんが選んだのは金沢で、実は僕も密かにJRの お得チケットでチェックしてましたから、今回はそれで 行くことに。 実はこのプラン、往復特急券付きのお得なものなのですが、 行きの電車だけ時間指定されていますため、大阪駅発7時 40分のサンダーバードで行くことに。 藤井寺に住む名乗らんさんは、ほとんど大阪駅まで来ない のでホームとかいろいろと心配とか言ってましたので、僕 も早めな7時20分までには着くように地元駅を出発しま した。 一応、7時過ぎに名乗らんさんが何分くらいに大阪駅に 着くかメールで聞いてみますと、7時15分に返ってきた メールには甘いぞ、ずんば君っ!とすでに大阪駅に到着 している模様。 思わずそのメールを見て吹き出してしまったのですが、 さすがの僕もそこまで名乗らんさんが早く大阪駅に着いて いるとは想定外だったので若干は焦りながらも、無事に 名乗らんさんが教えてくれたホームで合流することが 出来ました。 定刻通り7時40分にサンダーバードは出発し、金沢まで およそ3時間弱、その間何をしていたのかというと僕は いつもながらワンカップ焼酎片手に名乗らんさんとお城 談義してました。 そんなこんなで10時24分、無事に金沢にたどり着き まして、まずは一服と休憩した後、お昼御飯を食べにお店 へと向かいました。 今回のJRプランはかなりお得なもので、往復特急券だけで なくお昼の食事も付いてたのですが、なぜか食事が11時 半からということで、観光情報センターで金沢の観光地図 をゲットしてある程度は下調べしてましたがどのルートで 回るかを再確認してました。 さすがにベンチでぼーっとしてるのは時間がもったいない ということで11時過ぎにお店へと突撃しますと、快く中 へ案内していただきまして、出て来るまで待たされるかな と思っていたのですが、すぐ料理が出てきたのには驚いて しまいました。 オリジナル海鮮丼、これがプリップリな刺身がてんこ盛り でして、やはり港に近いということもあり鮮度の違う味に 大満足でした。 さらには郷土料理でもあるこの治部煮、鶏好きな僕には ただの甘煮かと思いきや、ワサビを乗せて食べる初めて の食感に思わず舌鼓を打ってました。 金沢に行けばぜひともここは押さえておきたいポイントと して乙女先輩に力説された妙立寺があるのですが、この お寺の拝観は予約制となってたので食事の兼ね合いから 13時にしていたのですが、まさかまさかの12時前には 食べ終わるといううれしい誤算。 本来なら時間ギリギリになるかもしれないということで バスで妙立寺まで行こうとバス停までチェックしていたの ですが、あまりに早く終わったためお店から歩いて向かう ことに。 せっかく歩いていくのなら、通り道がてら何か見て行こう と、大手堀を見て行くことに。 ここに歩くまであまり城下町っぽい雰囲気がなかったので どんなお城かなぁと不安だったのですが、こうして石垣を 見ると安心出来ました。 そして尾崎神社を通って妙立寺に向かおうと思っています と、名乗らんさんが大手堀横にあるご自由にお入り下さい と書かれた黒門前緑地というのを発見して、そこにずん ずんと入っていきますと、ここがなかなかオシャレな和風 のお屋敷でした。 どんな謂れがあるのかなと、立っている看板を見ますと、 そこには豪姫の住居跡とありながら、なぜか高峰譲吉博士 ゆかりともあり、さらには旧検事正官舎ともあって結局 誰にゆかりがあるの?と思いつつも、フリーダムな感じで お屋敷内をずかずかとあちこち探索してしまいました。 その後、北陸の日光と呼ばれた尾崎神社を参拝、事前情報 ではこの神社にはいろいろと重文があって要チェックと 思っていたのですが、思った以上に黒門前緑地に時間を かけてしまってここからの距離だと歩いて妙立寺の予約 した時間に間に合わない可能性が出て来たので、さくっと 見た後に早足で妙立寺へ。 妙立寺は通称忍者寺とも呼ばれる、仕掛けや工夫の多い お寺でして、乙女先輩からもここはオススメと言われた のでかなり期待して行きますと、その期待を裏切らない ほどのあっと驚くギミックの数々に、とても満足して 楽しんでしまいました。 お寺を出たときには時刻は早くも14時、帰りは金沢駅 発16時54分の電車でして、あまりゆっくり出来ない かなと急いで金沢城へと向かうことに。 いもり坂口から登城しまして、坂を上りきったところに 見えてきたのは三十間長屋。 金沢城の特徴といえる海鼠壁に、長屋というにはあまり にも大きすぎるその建物に圧倒されながらも、中が無料 開放されていましたので見学。 それから極楽橋を渡って二の丸へと入り、これぞ金沢城 というべき復元された菱櫓に五十間長屋、橋爪門続櫓を 見学した後、鶴丸倉庫を横目に三の丸へと行き、金沢城 の象徴でもある先ほどのコラボを仰ぎ見ました。 正直なところ、これまでいろいろなお城へ行きましたが、 金沢城ほど敷地が広いなぁというか雄大過ぎるだろうと 思えたお城は初めてで、見た目のインパクトというその 圧倒的な迫力には度胆を抜かれました。 それから河北門、石川門と虎口を見た後、日本三名園の ひとつである兼六園へ入ったのですが、時刻はすでに 15時半。 いつもの電車旅ならここまで時間に切羽詰まることない のにどうして?と思いながらも、僕も名乗らんさんも 後楽園には行ったことがあるので、兼六園は外せない ところ。 時間に追われながらもさくっと兼六園を回って気付けば 時刻はもう16時過ぎ、兼六園からタクシーで金沢駅へと 向かい、おみやげを買って金沢を後にしました。 上には上がいるもんだなぁとつくづく感心したのは、帰り の電車の中で名乗らんさんに撮った写真を見せてもらって いたときのこと。 僕も城倶楽部で行くときにはたいがい写真を撮りまくって いると言われたクチでしたが、僕が今日撮った写真は全部 で40枚ちょっとなのに対して、同じところに行ったにも 関わらず名乗らんさんが撮った写真は180枚ちょっと。 まさか僕と4倍以上も差があるっていうのには、見ていて 驚いてしまったのですが、それだけ名乗らんさんにとって シャッターチャンスがある旅で良かったとほっと一安心。 金沢に旅行して思ったことは、僕らのような通りすがりの 旅行者にも関わらず地元の方が気軽に声をかけてくれた のは、すごくありがたかったです。 バス停で作戦会議をしているときや、場所を探して困って いる姿を見かけるやすぐ声をかけて親切にも教えてくれる その県民性は、大阪ではまず見かけないもの。 そういう意味でも、金沢に住む方々の暖かい心優しさに 触れることが出来、僕にとってとても印象深い旅行になり ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.17 22:52:36
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