灰色の空のむこうには…

今月半ばから新商品が立て続けに発売されまして、商品の
展示に担当しているお店を忙しなく回っています。


商品を展示するにあたって一番大変なのは、その商品を
展示する場所を作ることでも、展示する展示台を作ること
でもなく、終わった後のゴミの片付けだったりします。

というのも、商品の展示やら陳列はだいたい同じパターン
になるので段取りはわかっているのですが、それらの作業
が終わって一息つく間もなく片付け、しかも最近はゴミの
分別が細かく言われるようになり、お店ごとにやり方が
全然違ったりするのです。

専門業者が回収に来るお店では無分別に直すだけでいいの
ですが、だいたいのお店は段ボールに鉄やプラと種類ごと
に分けて回収なためいろいろと分別しないとダメなのです
が、ひどいお店になるとビニールまで区別されるところも
あったりと、作業中にある程度はあらかじめ分けてゴミは
まとめているのですが、これが意外と時間がかかったり
します。


なので会社でしたら分別の段取りもわかるため時間がない
ときはたまに会社に持って帰ったりもするのですが、うち
の会社もゴミ出しには経費がかかっているので極力はお店
で処分するようにしていても、聞くたびにやり方が変わる
お店もあるもので。

ちょうど今日がそのお店で、お昼過ぎに作業が終わったと
いうのに以前聞いた場所にゴミはなく、もしかしてやり方
が変わったのかもと問題児さんに聞くことに。

基本はその問題児さんは２階の売り場の担当で、ゴミ処理
とかは１階の方がメインでやっているためあまり知らない
様子でしたが、ぶつくさ言いながらもゴミを一緒に運んで
くれました。


それを見ていて、レジにいた社員さんやパートさんが小声
で僕に、どうして他の人に聞いたほうが確実なのに問題児
さんに聞いたの？と聞いてきましたので、他の人は忙しい
けど、問題児さんなら運んだ上に分別まで手伝ってくれる
だろうと思ってと答えると、それ正解！とうなずかれて
しまいました。

案の定、問題児さんはゴミの処理の仕方に悩んだりして
ましたが、最後まできっちり手伝ってもらえたので、思い
のほか早いことお店を出るが出来ました。