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カテゴリ:本の話題
劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ 上 俺は、たとえ世界を失っても、おまえを失う ことが耐えられなかった 幼なじみの椎名まゆり、そして最愛の人・牧瀬紅莉栖を救う ため幾多の過去改変(世界線移動)を繰り返した岡部倫太郎 は、ついに理想とする「シュタインズゲート世界線」に到達 した。その代償に紅莉栖は岡部との記憶を失ってしまうが、 秋葉原の雑踏で偶然の再会を果たした二人はもう一度絆を 深めていく。しかし、いくつもの世界線を超えた岡部の脳 には、多大な“負荷”がかかり始めていて!? アニメ版最終回でラストに映画化決定との情報があって以来、 ずっとこの素晴らしきシュタインズ・ゲートの世界に魅せら れたファンとして待ち望んでた続編である劇場版がようやく 公開されたのですが、かなり限定的な劇場での公開なために なかなか見に行くことが出来ず悶々としていたところ、ふと 劇場版のノベライズ本を見つけたのでゲットして、一気に 読み終えました。 小説版を読んで以来、スピンオフ作品はいろいろと読んでは いましたが、やはり本家の作品となると受けるインパクトも 違うなあぁと思いながらも、どこかで見たことある展開だなぁ と思いながら最後のあとがきを読みますと、3章構成のうち 2章はオンエア未公開の作品をノベライズ化したものだそうで、 自分でも本作のタイトル通りにリーディングシュタイナーが 発動してデジャヴが起こったのかと心配になったのですが、 ほっと一安心しました。 小説版のときもそうでしたが、本作も主人公である鳳凰院凶真 が世界なんて大それたものではなく、口ではハチャメチャな ことを言いながらも目の前にある人たちのために自らを投げ 打ってでも守ろうとする強い意思を持ちながらも、自分の感情 に揺れ動く微妙な心模様が描かれていてもどかしい思いを感じ つつ、ラスト近くで凶真へこれまでのムリによる負荷が生じた ことによる新たな物語の展開に、次巻への続きがすごく気に なるもので続編の発売がかなり待ち遠しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.02 23:11:21
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