灰色の空のむこうには…

僕は松本零士氏の作品の大ファンで、氏の作品を見かけます
と必ずチェックするようにしています。


そんな氏の代表作のひとつの「宇宙戦艦ヤマト」（厳密には
デザインと監督なだけで微妙なところですが…）が、この春
よりリメイクされて「宇宙戦艦ヤマト２１９９」として放送
されているので、欠かさず楽しみに見ています。

僕はオリジナルのほうは流れだけは知っていますがあまり
詳しくないため、今回のリメイク版を毎回新鮮な気分で見て
いるのですが、さすがにオリジナルをそっくりそのまま現代
に持ってくるというのはムリがあるみたいで、それが登場
キャラに現れているなぁと。

松本作品の特徴として、男の世界というか美学のような理想
を描いていることが多いため、どうしても登場キャラは男性
ばかりでレギュラーとしての女性はあまり登場せず、元々の
ヤマトの乗組員も男性ばかりでしたが、昨今の事情からか
かなりの女性キャラの登場。


そのため女性キャラがそれほど登場しなかったためこれまで
あまり気にならなかったことが気になるようになったわけで、
それが女性キャラの艦内服の問題。

オリジナル版のほうが記憶補正されていたので、確かに僕も
改めて見たときには男性キャラはビミョーな感じでイケて
なく、女性キャラに至ってはこれでいいのかと思っていたの
ですが、それを見事に脳内補完してくれる作品を発見しま
した。

それがヤマト乗組員女性用艦内服裏話でして二次作品には
なるんだそうですが、これがよく出来ているというか思わず
うなってしまうような納得の原作設定。


僕の中でもこれは公式設定にしてほしいくらい今風な説得力
に満ち溢れていまして、二次作品にはいろいろな角度からの
アプローチがあってたいていは暴走傾向に走っている作品が
多いですが、こういう公式作品の裏話を勝手に考えて共感を
得られる設定をどんどん考えていって、違った側面から作品
をもっと深く楽しむのも面白そうだなと思いました。



ヤマト乗組員女性用艦内服裏話漫画が面白い