灰色の空のむこうには…

自分で言うのもなんなのですが、僕は車の運転があまり
上手くなかったりします…、というかむしろ下手な自覚
があるくらいです。


毎日仕事で営業車を乗り回し運転していましても、いつ
まで経っても慣れない苦手なものがありまして、それが
車線変更。

いや、別に隣への車線変更くらいならどうってことないの
ですが、高速を走っていますとジャンクションなどで路線
を変えようとしましたら決められた距離の中で３車線ほど
移動しないといけないことがあったりして、いつもこの
ときには無事に行けるものかとドキドキしたりしています。


今日はたまたたま僕が所属する担当法人の責任者である
上司と僕の店を回ったのですが、その移動途中で阪神高速
に乗っていたときの会話。

当然上司は僕が車線変更するのが苦手なことを知っている
ので、焦って早々と３車線移動しようとするから上手い
こといかず、ゆっくり焦らず周りとスピードを合わせて
から徐々に入るとスムーズに行くと言われたのですが、実
は毎度のことのように言われてまして頭ではわかっている
のですが、いざ実際にやろうと思うと焦ってしまうもので。

せっかく言われたのですから、今回は一度合流した後に
ゆっくり車線変更をしようと思いながら環状線の合流地点
に突撃しますと。


さすがはお昼過ぎの空いている時間帯もあってか、珍しく
僕が合流したときには後続車が見当たらなかったのです！

さっきアドバイスをくれた上司はと横目でちらっと見ます
とちょっとうつらうつらしてましたので、これなら別に
後でゆっくり車線変更しなくても今入れば余裕だと思った
僕はチャーンス！と喜び勇んで車線変更したのです。

すると横でうとうとしていた上司が何がチャンスやねんと
言い出されたので、てっきり寝ているものだと思っていた
僕は大慌て。

お前がチャンスチャンス言うから起きてしまったわと言わ
れてしまい、どうやら僕は心の声を口に出していたみたい
です。


いやはや、僕にとっては本当にチャンスだったのですが、
上司には呆れられてしまったみたいで。