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カテゴリ:本の話題
劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ 下 岡部は……ずっとずっと、たったひとりで、こんな 無力感を味わってきたのよ…… リーディングシュタイナーの“負荷”が岡部倫太郎にもたら した残酷な運命…それはシュタインズゲート世界線からの 岡部の消失だった。それを機に、椎名まゆりたちラボメンは、 そして牧瀬紅莉栖自身も岡部の記憶を失ってしまう。それ でも謎の違和感を覚え続けた紅莉栖は、その原因を探るため、 ついにある行動を実行する。だが、そこで紅莉栖を待ち受け ていた驚くべき事実とは―!?誰も見たことのない世界線の 物語、奇跡の収束!! 否が応でも盛り上がる展開だった上巻から、この物語がどう 集結するのか楽しみに下巻を読んだのですが、正直なところ これほど期待を裏切らない作品に出会えたというのも珍しい ものだと思います。 オリジナル作品である小説版はほぼ岡部倫太郎の一人称で 語られてまして、シュタインズゲートに至るまでの道程が 声なき叫びを持って描かれていましたが、その岡部を救う べく立ち上がった牧瀬紅莉栖が追体験した岡部の苦悩以外 にも、伏線やらこれまでの世界観を壊さない新たな新解釈 など、無理がないどころかそうキタか!と唸ってしまう ラストは大満足なものでした。 題材が題材なだけに、現在も派生しているある世界線での 出来事やスピンオフ作品さらには後日談など、それこそ 世界線の数だけ物語は続いていくかと思いますので、また 新たな切り口で語られる物語を楽しみにしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.01 23:31:37
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