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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:行って来ました
先日名乗らんさんと小谷城へ行った帰りから次はどのお城
へ行こうかと相談していたのですが、お互いが行きたいと なるお城のチョイスがなかなか難しかったりします。 というのも、僕らは基本的に日本100名城のスタンプを 集めながら城巡りをしているのですが、当然お互いが別々 にあちこちのお城を回ったりしていますので、ここへ行き たいというお城があったとしてもどちらかが行ってたり してまして。 僕のほうが先に城巡りは始めていたのですが、いつの間に やらスタンプの数では名乗らんさんに抜かされているので、 名乗らんさんの行きたいお城から僕もまだ行ってないお城 を目指すほうが確実ということでどこに行きたいか聞き ますと、本命に奈良の郡山城が挙がったのですが残念な ことにこのお城は100名城じゃないのでスタンプはない というわけで、それならスタンプがあるお城と行けばいい じゃないということで伊賀上野城へ行くことにしました。 僕は以前伊賀上野城へは行ったことがあるのですが、その 当時はまだスタンプを集めていなかったのでちょうどいい というわけで、伊賀から奈良を目指そうとしたのですが、 いろいろ調べてみますとせっかく伊賀まで行くなら奈良は 大阪から近いのでいつでも行けますが、近隣にある三重の お城はなかなか行けないのでそっちのほうがいいかなと いうことで予定を変更して三重のお城へ行ってきました。 三重のお城をあちこち攻めるとなると電車ではビミョーな ため名乗らんさんの車で向かうべく、名乗らんさんの地元 である藤井寺の駅で待ち合わせをした8時に余裕で着く ように向かったのですが。 ここで恒例といいますか、名乗らんさんにとっては毎度 お馴染みないきなりのトラブル発生! 8時近くになってもまだ来ないなぁと思いながらメール してみると、何といきなり鼻血が出たらしく止まらない ので動けないとの返事が。 まさかよりにもよって今日の、しかも待ち合わせ前に鼻血 が出なくてもと思いながらも、ある意味出発前だったのは 不幸中の幸いかもしれないと思いつつ待つこと20分、 2シートタイプの真っ赤なスポーツカー(MT車)で駅前 のロータリーに乗りつけた名乗らんさんにちょっと度胆を 抜かれながら、ようやく伊賀へ向けて出発! ちょうど梅雨時期でここ1週間の天気が不安定だったので どうなるかと心配でしたが、雨も中休みみたいでひさびさ の晴天の下、道も混雑することなく快調に進み10時前に 伊賀上野城へと到着したのでさっそく攻めることにしま した。 入り口で上野公園の案内地図を見ますと、本丸の手前に 筒井古城なるものを発見したので、そこに城があったなら 見にいかなきゃと探すべく城代屋敷のほうへ先に行った のですがいくら探しても見つからず、このままではラチが 開かないということで天守を横目に先に高石垣を見ること に。 以前来たときもすごいなぁという印象はあったのですが、 いろいろとお城を見て回るようになって再びこの高石垣を 見ますと、やっぱり圧巻の印象を受けました。 名乗らんさんもこの高石垣には圧倒されたのか、すぐ目の 前にある天守はさておきこちらの高石垣の撮影やら眺めの ほうを満喫してしまいました。 というわけでいつまでも高石垣ばかり見てるわけにもいか ないので、さっきから視界に入ってました天守に登ること にしたのですが、あまりテンションは上がらなかったです。 そもそも伊賀上野城の天守は五層だったそうですが、完成 間近なときに大嵐で倒壊し、結局天守はその後再建される ことはなかったそうで、今ある天守は昭和になって地元の 議員さんが私財を投じて建てた三層の模擬天守。 つまりこの伊賀上野城は天守台は実在したが、天守は建て られなかったお城なのでこの模擬天守は議員さんの趣味で 造られたものと思うと、どうも本物感というのがイマイチ 欠けていたような気がします。 天守の中を見てますと、先ほどかなり探したにも関わらず 見つからなかった筒井古城の石碑の写真までありまして、 せっかくここまで来たからには探さないとというわけで、 あっさり天守を出てから再び城代屋敷へ行き、今度は本気 の大捜索。 普通はここまで足を踏み入れないだろうというところまで 隈なく探したところ、まさかこっちじゃないだろうなと いうところへ先行して歩いた名乗らんさんがいきなり叫び だしたから何があったのかと思いきや、ようやく発見。 この石碑を見つけたときの達成感はハンパなく、ぜひとも 伊賀上野城へ行かれることがありましたら、一度探して みてほしいくらいです。 やはり伊賀といえば忍者というわけで、それから忍者屋敷 へ行きますともうすぐ忍者ショーが始まるということで、 名乗らんさんの要望からショーを見ることに。 前に来たときはこのショーを見れなかったのでどんなもの かと思ってましたら、子供だけでなく大人までも充分に 楽しめるもので、なかなか見応えがありました。 その後忍者屋敷のほうを見て回ったのですが、残念なこと にあまり盛り上がらなかったのは、先日金沢の忍者寺で がっつりといろんな仕掛けを見たからで、それに比べると 本場の伊賀なのに物足りない不完全燃焼な感がありました。 伊賀上野の次は津へと向かいまして、津城を目指すことに。 ここで時刻は13時前というわけで、お楽しみのB級グルメ を求めに津のお店へと行ったのですが、カーナビに住所を 入力して向かったのにその付近には何もなく。 そのお店はホテルの1階に入っているので、お店の看板より もホテルを目標に探したのですが、その付近にホテルなんて 見当たらずあるのは空き地だけで…、ってまさか! ネットで検索するとそのお店は出て来るのでやってるものと ばかり思っていましたが、下のほうに現在は休業中と書いて ありまして、ここでまさかのトラブル発生! 津のB級グルメは津ぎょうざというもので、完全に口の中が 餃子になっていた僕たちは、何としても食べたいということ で付近でやってる津ぎょうざを探したところ、時刻はすでに 14時前でこんな時間までやってるお店はなかなかなく、 そこから15分ほどのところにミラクルで見つけたのでそこ へ向かいますと、まさかの閉店。 そのお店の紹介ページに、材料がなくなり次第終了と書か れていたのですが、まさか15時半までやってる店が14時 過ぎに売り切れるって、あまりに商売っ気がなさすぎっ! 結局そこから検索した結果、名乗らんさんがショッピング センターに中華料理屋さんがあるのを発見してくれました のでそこへ向かい、ようやくお昼御飯にありつけました。 とまぁ、ありえないトラブルに見舞われてめげそうになり ながらも気を取り直し、紫陽花が印象的だった津城跡へ行き、 それから藤堂家の墓所がある寒松院へ行きました。 それから今日の最終目的地である亀山城へ向かい、無事予定 通りに三重県のお城を攻めることが出来ました。 晩御飯は名阪国道のドライブインでと決めていましたので、 お昼御飯と打って変わってあっさりとありつけることに。 伊賀牛汁定食をいただいたのですが、和風のあっさりした 汁の中にも肉の旨味がぎゅっと凝縮されていまして、お肉 だけでなくお汁までも二度美味しいその味に大満足。 終わりよければすべて良しとはよく言ったもので、いろ いろとありましたが牛汁定食で今日のすべてがオッケーな 感じで帰路に着きました。 今回の教訓としまして、今まで迷わず行けてたのであまり 深く考えたことはなかったのですが、予定の変更だけで なく時間のロスなどもあるため、次からはグルメは3つ くらい候補のお店を考えて行くことにしようと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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