灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにウォーキングして会社から帰るもの
だとばかり思っていたのですが、午前中からずっと歯の
調子が悪かった乙女先輩は歯医者さんに行くと言って先に
帰られました。


それなら柏原くんとウォーキングかなと、柏原くんの仕事
終わるのを待っていますと、帰り際に今日は歯医者なんで
といきなり言い出したのです。

いやいや、病院へ行くのは仕方ないけどそれならせめて
早く言ってよと突っ込みますと、乙女先輩には言ったとか
で、今日の先輩はそれどころじゃないので僕にまで伝言は
回ってきておらず。

しかも間の悪いことに柏原くんに病院へ行くと聞いたのは
ちょうど１９時過ぎでして、一人ならバスで乗り継いで
帰るのですが、会社そばのバス停の時間は１９時７分発で
とても着替えては間に合わない絶妙な時間。


なので、ぶつくさ文句言いながらも着替え終わったのが
１９時１０分くらいで、バスも行ったことだしどうやって
帰ろうかなと、乗り継ぎのバス停まで歩くことに決めて
会社を出たところ、ふと信号のところで振り返りますと
なぜか遠くにこちらへ向かうバスの姿が。

会社からバス停まで３分ほどのところにあるのですが、
バスを見るなりダッシュした僕はギリギリバスに乗ること
が出来ました。


で、いつも乗り継ぐバス停で降りまして、次のバスまで
僕の記憶では１２分くらいありましたので信号を渡った
ところにある大型スーパーに飲み物を買いに行きますと、
なぜだかレジが混雑していました。

飲み物１本しか持ってないのに並ばされるっていうのは
何だか納得いかないなぁと思いながらも、カゴにたんまり
買い物を入れてる人の後に並んでいまして、思った以上
に時間がかかってしまったのですが、２８分発のバスが
来るまであと２分あると余裕をかましていたのですが…。

改めてバス停で時刻を確認しますと、どういうわけか
２５分発になっていまして、現時刻は２６分。

この路線の始発は３つほど前から発車するため時間より
早く来ることはあっても遅れることはまずないので、僕
の勘違いだったとがっかりしながら次のバスまで２０分
はかかるので歩くしかないとトボトボ歩いていますと、
次のバス停の直前（歩いて２分ほど）で振り返りますと
またバスが。

ここのバス停には３路線のバスが来るため違う行き先の
バスが来たのかなと思ってましたら、何と僕の地元まで
行くバスだったので、これまた飛び乗ることに。


朝の時間ならまだしも、夕方から晩にかけての時間で
バスが遅れるというのは珍しく、しかもどちらのバスも
時間よりかなり遅れて着いたというのに乗り込むことが
出来たなんて。

まさに僕の日頃の行ないが良かったからかなと思いつつ、
このうだるような暑さの中歩くことなく冷房が効いた中
で帰れた幸運に、思わず感謝してしまいました。