灰色の空のむこうには…

以前ネタとして日記で取り上げたのも、実のところ日本刀
好きだからだったのですが、やはりああいう企画展が、
しかも大阪でやってるのなら見に行かないとということで、
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展に行ってきました。





写真のアングルに大坂城天守を入れたのは僕のこだわり
だったりするのですがそれはともかく、どんな日本刀が
展示されてるんだろうとわくわくしながら会場に入ります
と。





まずは日本刀の歴史や専門用語などの解説がされてまして、
それから各時代の日本刀の変遷が展示されていました。

古刀から新刀、そして新々刀と並べられていましたが、僕
が見るところここに展示してる刀って形だけ模した現代刀
のように見えなくもなく、そこでいきなり雲行きが怪しく
なりイヤな予感がしたのですが。

というのも、僕は日本刀という響きに釣られて行ったため、
根本的に今回の展示会のコンセプトを全く知らずに入った
のですが、次の展示ブースからヱヴァンゲリヲンに纏わる
日本刀ではなく、ヱヴァンゲリヲンに登場したのを日本刀
で再現するというもの。


つまりは、ヱヴァンゲリヲンを知らないと全く理解不能な
だけでなく、拵えとか美術さんが作るような超越したもの
になるんだからわざわざ刃の部分を日本刀で再現しなく
ても…、という突っ込みを入れたくなるようなものでした。

ちなみに劇場版を見たときにも感想で書きましたが、僕は
ヱヴァンゲリヲンがほとんどわからないので、展示されて
いるものが凄い武器なのかまったく意味不明だったりしま
した。

ただそれを作刀された方々は、僕でも知っている名だたる
鍛冶の方々だったので、そこはすごいなぁと素直に感動
していたのですが、僕が期待したような普通の日本刀は
展示されていなかったのが少し残念でした。


次回からは展示会に行くには、名前に惹かれて行くのでは
なくちゃんとコンセプトまで調べてから行くように気を
付けようと、ある意味勉強になりました。