灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにウォーキングして会社から帰って
いたとき、乙女先輩がふとそろそろ車買わないとなぁと
いきなり洩らされました。


というのも前々から聞いてはいたのですが、乙女先輩の
おうちにはご家族での名義の軽自動車が一応はあっても
車検切れなので乗ることが出来ず、そのまま放置されて
いるそうなのです。

まぁ、みなさんあまり車を必要としない生活をされて
いるみたいなので不自由はないのだそうですが、毎日
仕事で車を運転している先輩からするとやっぱりアシが
ないと不便だそうで。

たまたま帰りに寄ったいつものコンビニの駐車場に軽
ワゴンのタントが停まっていまして、以前からタントが
欲しいと先輩は言っていたのでどうやら再び火が点いた
みたいです。


で、それから前にも買おうとして色々とディーラーさん
へ試乗しに行ったときに、キーレスエントリーの車を
初めて見て感動したと言ってました。

ボタンでカギが開くだけでなく、エンジンもキーを付け
なくてもかかるなんてすげぇというのを聞いていますと、
最近はキーレスエントリーどころか近づくとセンサーで
勝手にカギが開く車もありますよと、柏原くん。

乙女先輩は元より僕もそこまで進歩しているのを聞いた
のは初耳でして、柏原くんも火曜のお休みに友人の先輩
と釣りに行ったときの先輩の車がそうで初めて知った
らしいのですが、僕らとしては荷物を持ったりしてると
ボタンを押すのも煩わしい手間が省けてそれこそすげぇと
想像したのですが、これはこれで不便だと柏原くん。


というのも、釣りと素潜りをしに行ったため財布などの
貴重品は車に入れてたそうなのですが、カギを閉めたか
ガチャガチャとドアノブで確認しようにも近づくと勝手に
カギが開くのでどうやっても出来なかったとのこと。

いくら身体を乗り出してやろうとしてもカギが開くので、
終いには遠くのほうにカギを置いてガチャガチャ確認した
と言ってましたが、確かにそう考えるとカギをちゃんと
閉めたか、僕を含めて何度か確認する心配性の人間には
センサーで自動でロック解除されるのは紙一重な感じ
だなぁと思いました。