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テーマ:心のままに独り言(8836)
カテゴリ:行って来ました
子供の頃、遠足などの前の日の晩に興奮したりテンション
が上がってしまって、眠れなかったり目覚まし前に何度も 起きたりしたことありませんでしたか? そういう話はよく聞いていたのですが、実際のところ僕は 子供の頃にはそのような経験をしたことがなかったのに、 遅まきながら30歳も過ぎてお城へ行くようになってから ようやくそういう気持ちがわかるようになりました。 今朝も寝付けなかっただけでなく、わくわくしてして6時 起床の目覚まし前に何度となく起きてしまい、出発前から 逆に疲れてしまったような…。 僕がなかなか寝付けれなかったのはそれもそのはずで、 今日は名乗らんさんと福井県のお城へ行ってきました。 いつもなら電車か名乗らんさんの車で行くところ、今回は 初の試みとしまして、僕のマイカー(軽自動車)での旅行。 前回の竹田城へ行ったときに発覚したのですが、せっかく ETC割で交通費はかなりお得になっているのに、名乗らん さんの流星号はスポーツカー仕様なのでハイオクしか受け 付けないという超グルメっぷり。 帰りの高速代にガソリン代を含めた交通費を精算しますと、 どういうわけかガソリン代が高速代の倍ほどかかったのが 納得いかず、だったら僕のマイカーのほうがガソリン代は 安いだろうということで僕の運転で行くことになりました。 僕個人としては運転するのは全然苦にはならないのですが、 道中や旅行先ではアルコールを飲めないことに一抹の不安 を抱えながら、集合時間の7時に無事集まっていざ出発! 3連休の中日といえど、さすがに朝の7時からの出発です と高速も順調に流れていまして、渋滞に巻き込まれること なく予定通り10時前に1つ目のお城である一乗谷朝倉氏 遺跡へ到着。 って、これのどこが城やねん!と思わず突っ込みたくなる 写真ですが、実際カーナビが案内するままに運転していた 僕ですら、ほんとにここでいいの?と不安になったくらい です。 普通お城といいますとイメージするのはお堀がバーン!、 石垣がズーン!、天守がドーン!という光景かと思います が、この一乗谷朝倉氏遺跡はそんな想像のはるか斜め上を いくような、牧歌的な景色が延々と続くところでした。 むしろ、山がなかったら地平線まで見えるんじゃないかと 思えるくらいの、これほど広大で雄大な感じに保存されて いる遺跡のスケールの大きさに圧倒されてしまいました。 が、基本的にお城にしか興味のない僕たちにとってそんな 感動的な余韻に浸るのはさておき、さっそくスタンプが どこにあるのか探してみますと別料金である復元町並の 入場入り口にあることが発覚、ちなみに入場料は210円。 先にも述べましたように、基本的にお城にしか興味のない 僕らにとって復元町並はスルー対象だったのですが、窓口 に置いてあるのにスタンプだけ押して入らないというのは さすがに具合が悪いだろうということで、中へ入ることに。 時代劇でよく見る戦国時代の町並みみたいだなぁ(棒読み) と華麗にさくっと見て回ってから、いよいよメインである 一乗谷城入口である唐門へ。 このお城の見所は何といっても室町末期に北陸の小京都と して栄えた上方文化の名残りである4つの庭園跡と日本 最古といわれる花壇跡。 唐門をくぐるとすぐ、庭園の中では最大の敷地である館跡 庭園が広がっていました。 これだけじゃ全く何のこっちゃわからないと思いますので、 高台から撮った別アングルで。 この館跡庭園は、5代当主朝倉義景が住んだ館跡にあった 庭園なので館跡庭園と呼ばれていまして、さすがに当主の 館跡なだけに復元町並にあった普通の武家屋敷と比べると、 そのスケールの大きさは雲泥の差でした。 庭園内に義景公の墓があったのでお参りしてから、花壇跡 はどこかなと探そうとしたら、たまたますぐ目の前に発見。 うっわぁ、日本最古の花壇跡の遺跡なはずなのに、あまり に地味すぎて気付かず通り過ぎるところでした。 っていうか、僕らの他にたくさんの観光客の方が来られて いましたが、見ている限りほとんどの人たちが花壇跡は スルーしてたのでもったいないなぁと思いながら、テンポ 良く遺跡内を見て回りました。 湯殿跡庭園。 諏訪館跡庭園。 英林塚から南陽寺跡庭園まで歩いている道中たまたま通った 堀切の跡っぽい自然道に、中世山城の雰囲気を満喫しながら 1時間少々の散策で一乗谷朝倉氏遺跡、いわゆる一乗谷城が 終了。 時刻は11時を過ぎてまして、そろそろ腹ごしらえにいつも のグルメということで、今回は大野城がある大野市を目指し ました。 福井県で有名なB級グルメはソースカツ丼ですが、カツ丼は カツ丼でも大野市にはSKで通じるカツ丼があるらしく、それ を食べに行くことに。 ちょうどお昼時だったせいか注文してから少し待ちましたが、 じゃーん!と出てきましたのは醤油カツ丼、通称SKでして 名乗らんさんからはソースカツ丼も省略するとSKやん!と いう突っ込みが。 それはさておき、お味はといいますと、大根おろしに醤油と あっさりした和風味が絶妙にカツとマッチしているだけで なく、しそが絶妙なハーモニーとなってピリ辛さの中にほろ 甘さを醸し出しましてすごく美味しかったです! おなかも満足したところで進路は大野城へ。 車を走らせていますと、進行方向の小高い山の上に存在感 のある天守を見つけたときには一気にテンションが上がり まして、どんなお城か期待しながらさっそく城門から登城。 下調べしたときも特に注意書きがなかったので、てっきり 天守までさくっと行けるかと思いきや、天守は亀山公園の 頂上にあるらしく舗装されてるとはいえ、まさかの山…、と いうか丘登り。 15分ほど登ったところでようやく天守に到着したのです が…、遠目からは雰囲気のある外観でも近づいてみますと いかにもな雑っぽい作りにがっかりしながら、あっさりと 大野城を後にしました。 次は本物を見に行くからと、気を取り直して福井県にある 現存天守の丸岡城へと向かったのですが…、続きはその2 で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.30 22:02:22
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