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テーマ:心のままに独り言(8835)
カテゴリ:行って来ました
だいたい月1のペースでお城ツアーをしている僕としては、
毎回綿密というほどのものではないですが、そのお城や 周辺の見所にB級グルメ、さらにはゆるキャラを1週間 くらいかけてリサーチするようにしています。 せっかくその土地に行ったからには、見逃したりチェック し忘れたりするのはもったいないと思い、時間の兼ね合い から行ける行けないは別にして、最低限押さえるべきは 押さえておこうと徹底的に調べるようにしているのですが。 そんな僕なのに今回のツアーは一昨日日曜の晩に行こう かなとノリで決めた、思い付きのノープランでうどん県の お城に行ってきました。 とは言っても、さすがに全く調べないというのはあまりに 無謀なので、昨晩仕事から帰ってうどん県をリサーチして いますと気付けば途中で寝落ちしただけでなく目覚ましを かけるのを忘れて寝てしまい6時半に起床、それからバタ バタ準備して7時半に車でゴー! 電車だったら億劫ながらもマイカーがあれば思い立ったが 吉日で気軽にどこへでも出かけられるものだと高速を走り 続けること3時間半、初めて車で渡った瀬戸大橋にすごく でっかいなぁと感動しながら11時過ぎに無事丸亀市へと 到着。 うどん県に来たからにはうどんを食べねばと思いながらも、 最近の丸亀市でムーブメントなB級グルメは骨付鳥らしく、 無類の鶏好きな僕としてはまずはブレずに食べに行くこと にしました。 骨付鳥には噛めば噛むほど味が出る「おや」とジューシー で柔らかい「わか」があるそうなのですが、初心者の僕と しては通好みの「おや」よりまずは「わか」を頼むことに。 想像以上にがっつりな大きさと、何よりお味噌汁のお椀の 大きさに驚かされながらまずは豪快に一口かぶりつきます と、そのスパイシーな中にもニンニクが適度に効いてて ホクホクの味は、車にも関わらず思わずビールを頼みたい 衝動に駆られるクセになる大満足な味でした。 腹ごしらえが終わったのでさっそく丸亀城へ向かうと、僕 を迎えてくれたのはあまりに美しすぎる石垣の数々でした。 天守へは大手門から見返り坂を通って行くのですが、途中 にある三の丸の高石垣があまりに美しく寄り道してしまい、 道なき道をずんずん進み石垣を満喫した後にいざ天守へ。 最近は歴女ブームとはよく言ったもので、平日に関わらず 年配の人たちに混ざって女性グループの観光客が数組いた のですが、僕の少し後に天守へ到着した数人の女性たちは 天守の美しさより瀬戸内海を望む景色の美しさに感動した みたいで、天守そっちのけで風景の記念撮影していたのは いかがなものかと。 また天守最上階まで登り景色を堪能し終え、次に行こうと 階段を下りているところに別の女性2人組とすれ違ったの ですが、その2人のしている会話が何とも残念でした。 曰く、松山城に行ったときもだけど、わざわざこんな登り にくい階段を作らなくても普通の階段にすればいいのにと ボヤきながら登っていたのです。 いやいや、城の天守というものはそもそも城主が城を枕に 討ち死にする場所なんで籠城することが前提だから、登り やすいのを作るとすぐに攻め落とされるでしょうと突っ込み たくなったのは僕だけでしょうか。 お城は大満足なのに何だかモヤっとした気分になりながら、 玄関先御門から見る天守の美しさに心癒され、次の目的地 である高松城へ向かいました。 大手の方から入りますとさっそく出迎えてくれたのは艮櫓 でして、正直なところ天守のない海城跡の公園と書かれて ましたのであまり期待せずに行ったのですが、逆にそんな 期待を裏切るくらいにきっちりいくつもの遺構が残され、 細部まで手入れが行き届いた見所の多いお城でした。 今回のノープランな僕の予定ではこの高松城でお城ツアー が終了でしたから、時間的にかなり余裕があったので帰る 前に桜の馬場でまったりしていますと、それまで音信不通 だった名乗らんさんから連絡が。 名乗らんさん的に、高松には三大名園より好きな栗林公園 があるからぜひとも行くべしと言われたのですが、時刻は すでに16時過ぎ。 スマホで調べますと、高松城から栗林公園へは車で10分 もかからないところにあり、17時半までやってるみたい なのでそれならと急遽向かうことにしました。 お城めぐりをするようになってから、姫路城へ行ったとき に見た好古園の美しさにハマって以来、お城へ行くたびに 庭園もチェックしているのですが、僕がこれまで見た中で 一番美しいと心から思ったのは三大庭園のひとつの後楽園 で、さすがにこれを越える庭園はなかなかないだろうと 思いきや。 街中にあるというのに、何この雄大な景色。 園内に入ると60分コースの案内看板があったので、時間 的にもちょうどそれがいいかなとその通りに歩いていった のですが、最初はいろいろな松ばかりでどうかなと思って いたところ、次第に池泉式の風景が広がってきましてその 景色の素晴らしさに吸い込まれそうになりました。 残念だったのは公園に到着したのが16時半前で、園内の お茶屋さんや休憩施設のほとんどが店じまいの準備をして いたため、落ち着いて詫び寂びを感じれなかったことです。 わずか1時間ばかりの散策でしたが、また来てみたいと 思えるほど充分すぎるくらいに栗林公園の素晴らしさは 体感出来たので、教えてくれた名乗らんさんには感謝です。 これにて本日の予定は終了しましたので、大阪へ帰ろうと したのですが、ただひとつ心残りなのはうどん県へ来たと いうのに讃岐うどんを食べてないこと。 このままじゃ帰れないと思いながら、スマホで検索します と栗林公園から離れたところにお店があったりして、そこ まで行くのはさすがに帰る時間がどんどん遅くなるため、 高速のサービスエリアにないか期待して高松中央から乗り ますと、四国最後のサービスエリアに期待通り讃岐うどん がありました! やはり本場のうどんはコシだけでなく、ダシまで味が違う なぁと味わってから、帰路に着く途中淡路のパーキングで ちょっと一息。 展望台のところにゆるキャラを発見したので、普通に撮影 しても真っ暗で何もわからなかったためフラッシュで撮影 したところ、思いの他キレイに撮れて満足したのですが。 先日北ノ庄城跡で撮れた謎な写真は、てっきりフラッシュ の兼ね合いとばかり思っていたのに、こうまでキレイに 撮れるってどういうこと? ということは、やっぱりあの写真は…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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