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カテゴリ:読書感想文
はい、どーも
トモダチから、入籍の連絡がきて、めでたい今宵は、読書感想文を書くことにした。 自分への備忘録も込めて・・・。 続くかわかりませんが、第一回目はコチラ。 問題解決力を鍛えるトレーニングブック アマゾンの中古屋さんで買ったから、送料込みで700円くらいかな? いい買い物でした。 漠然と問題解決にあたっていましたが、 これからは、論理的にノリではなく問題解決に臨む為のエッセンスがあったと思います。 そして、そのエッセンスを下記にまとめる。 ―概論― ■問題と症状を混ぜてはいけない。 咳がでるなら、マスクをさせるよりも、咳止めを飲ませたほうがよいということ。 ■問題とは理想と現実の「差」である。 通常はマイナスが多いが、それを回復問題。 プラスもある。なんで、こんなに成績がいいのだろうと・・・。 それを向上問題という。向上問題を解決すれば、より高いフィールドが見えてくる。 ■『問題』をブラッシュアップする3つの質問 1、その『問題』は誰の問題なのか? 2、『求められてる状態』は具体的か? 3、『何』に対し『どんな』差が生じているのか? ―実践― ■■基本手順と7つのツール 1、問題をたくさん集める → SWOT分析 2、ゴールを設定する → 問題解決行動一覧表 3、問題を確定する → 問題ステートメント 4、事実情報を収集する → 6W2H、IS NOT 5、真の原因をつかむ → ABC分析 6、解決案を選択する 7、解決後のアフターフォロー ■1、SWOT分析 強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) を 自分の置かれた状況で考え、それぞれの場所に記入し、その場所にふさわしいかを確かめ 対比させ、今の問題と、将来の問題を発見する。安易な空欄は作らない。 ■2、問題解決行動一覧表 ゴールが決まったら、下記のような表を作る ・緊急的行動 →問題が発生したときにすぐに行うべき行動。速やかに報告するなど。 ・暫定的行動 →問題の原因はわからなくとも、とりあえずしておくべき処置行動。 直接的に効果のある、緊急避難的対策 ・調査分析高等 →ほとんどの場合、問題が発生した時点ですぐには原因がわからない。 大切なのはどのようにしたら、素早く確実に原因に迫ることができるか、 なるべく早めに調査の道筋を付けること。 ・恒久的行動 →暫定的行動が実施されると、その時点でやや問題は落ち着いてくる。 ここで怖いのは、暫定的行動が暫定のままでいつまでも続いてしまうこと。 原因が判明した時点で、恒久的行動に切り替えなければならない。 この切り替えを間違いなく行うために、早い時点で恒久的行動の あり方を示しておく必要がある。 上記は、以下のことに注意して記述する ・4行動について、どのように行動すべきかを考え、 それぞれの意味を考えなるべく多く発想する ・具体的記述になってるか?それぞれの関係が連携の取れたものになっているか? 必要なものはないか?不要(今回はできない)なものはないか? この表で他人の理解が得られるか? ■3、問題ステートメント 問題を確定させる作業。問題を文章として記述したもの。次の2点を明記する 1、問題の対象 2、どのような問題か? 要は『~に~問題が起きている』という記述にすべし。具体的に書く。 将来がわからない記述や競合の不振で達成される記述は避ける。 ■4、6W2H ステートメントではっきりした問題を掘り下げるために6W2Hを用いる what:何を where:どこで when:いつ who:誰が、誰に why:なぜ(あくまでも事理) which:どちらを、どれを how many:いくつ(何回) how much:いくらで(予算) ■4、IS NOT 『発生した事実=IS』と 『発生してもよさそうなのに発生していない事実=IS NOT』 を比較することで、新しい情報を見つける方法 まず、ISを確定する。次にISにIS NOTを探し出す。 IS NOTはISに近いものでなくてはならない。 まったく関係ないところにあるものをIS NOTにしてはだめ。 それらを、様々な角度から比較する。ISにしかない特徴、IS NOTにしかない 特徴はなんだろうと、よく見つめることが大事。 ■5、ABC分析 変化を分析すれば原因が見えてくる。その真の原因を知りたいときにつかえるのがコレ。 ABC分析とは人のパフォーマンスを 「先行条件(Antecedent)」 「行動(Behavior)」 「結果(Consequence)」 から考察する分析法で、 手順としては以下の順序で行う 1、問題の行動Bを確定する 2、先行条件Aを確認する 3、結果Cを観察する 4、問題の原因を確定し効果的な結果Cと入れ替える そして、Cをポジティブなことに入れ替えることによって 解決策のヒントを得ることができる。 ■6 解決案を選択する ポイントは2つ 1、最も効果的であるということ 2、現実性ががあるということ を踏まえて、複数案を作り出してから1つを選ぶ ■7、解決後のアフターフォロー 問題はつながっているので、解決策が新たな問題を起こさないか考える。 ■ALL 上記全行程で役立つ「ポジティブ思考」 問題解決で最も大切なものは、問題解決者の意識である。 ここでいうポジティブ思考は「良いように考えよう」という単純なものではない。 ポジティブ思考とは、将来に向かって、より良い選択をしていこという意思のことをいう。 迷った時に、その時々でゴールに向かっての最良の選択肢を選びとる意識こそが ポジティブ思考である。 以上!!! うーん、長かったなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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