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カテゴリ:母と私
ちょうど1週間前のこと、母のサークル仲間のおばさんが、
我家を訪れ、母が留守で届け物を持ってきてくれました。 その時に、母のサークルでの様子を教えてくれ、私も最近 母の変化が気になっていたところで、不安が重なってしま い、夫の妹に電話をかけました。 母の物忘れの速さに「こんな私じゃなかった!すっかり バカになちゃた」と嘆いているので、一度病院へ行って みたほうがいいかしら?と相談したのです。 その返事は「年寄りだから当たり前でしょ~!」でした。 妹は「私が遊びに行った時はなんともないでしょ」だから 心配しなくても・・という気持ちのようです。 そしてその次の朝、私が不安に思っていたことが現実とし て招いてしまいました。 母は何かを探している様子に尋ねてみると、「ここに置い てあったものがない。あんたが勝手に片付けたから分から なくなった」と怒っているのです。 その探し物、私は心当たりがありました。 母が私の友人に見せたいと言っていたのを・・ お母さんは「あのお友達、この次いつ来るの」って言って いて確か、お母さんがどこかに置いていたはずだから、 もとの場所からは移しているのよ。と言うと「私はそんな 覚えは、ない!」と言い、私も一緒に探すと出てきました。 私は母に「お母さんのものは、私は勝手に片付けたりしま せんよ。必ずお母さんに聞いてしていますからね。だから 私のせいにしないでね。」と言うと 「私は自分の記憶が悪くなってきたから、娘の所に 世話になると思っている」と言い出しました。 とてもしっかり者の母にとって最近の自分の記憶が不確か なことが、辛く悲しいことだったのですね。 そして、その言葉を母に言わせてしまった私の未熟さ この出来事、私のテーマです。 夫が亡くなり3年経ち、夫の母と暮らすことで私は母から 生きる気力と喜びを与えてもらっていました。 でもここに来て、次のステップが目の前にあることに気付 かされました。 母が私ではなく娘に世話になりたいと言うことは、私はま だまだ母との絆が弱いということです。 そして海へ行き、気付いたこと 私は夫の母に沢山のものを教わり、学ばせてもらい、母の 感情に任せた生き方もあっていいんだと感じました。 私は夫の母の元で自分を磨き育てていただいていたと・・ 自分に素直に生きる母をしばらくの間、苦しく辛く感じて いたのは、私の想い癖でした。 この出来事から大切なことが 1、自分の想いが現実に現れる。 自分の想い方に責任を持つ 2、夫の母は私に大切なことを気付かせてくれる神様 3、私は夫の母が大好きということ 4、夫の母の思い出話にもっと耳を傾け、心で聴こうと 5、夫の母は私の未来の姿 こんな大切なことをお彼岸前の17日までに気付かせていた だき、18日の彼岸入りには、母と私の快適な我家にご先祖 の皆様、くつろぎにいらっしゃっていることでしょう。 母がこの家で心地よく暮らし続けてくれることを想いなが ら、すべての出来事に感謝いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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