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カテゴリ:水をたずねて
22日~25日まで沖縄へ行って来ました。
伊是名島と与那国島の2ヶ所です。 暑かったぁ~~! 最高気温31度、最低気温25度の世界 北海道で部屋のストーブの目盛りを全開にしたような感じです。 伊是名島を訪れるのは、2年前の7月に続き2回目で、 版画家・名嘉睦稔さんの出身地です。 前回は、睦稔さんの参加されるウンナー祭り(豊年祭)に参加でした。 ウンナー祭りの綱引きの様子 22日は那覇で泊まり、23日の朝、伊是名島へ渡る港に向かいました。 島の情報を見ていましたら、こんな繋がりを見つけました。 北海道の日高小の皆さん19名が伊是名島を訪れて 地元の小学生と交流していましたよ。 お世話になった民宿・美島さん、フェリーターミナルの 正面で迎えてくれています。 2年ぶりに会う女将民子さんは、笑顔で迎えてくれ、 懐かしい所に帰ってきたような気がします。 夫が5年前に初めてここを訪れてから、すっかり意気投合し 親戚の家に来たような感じがします。 そして、夫が5年前にお世話になった方で今回も会えると 嬉しいなぁ~と想っていると下船して間もなく出逢えました。 やっぱり! 想いは繋がります。 ス・テ・キ! 夫の計らいに感謝。ありがとう! その方、十数年前に福岡からこの島にやって来て、島の皆さんに 伊是名島の素晴らしさを伝え、NPO法人”島の風”を 立ち上げた方です。 そして6月23日は、沖縄の慰霊の日です。 この大切な日に、この地を訪れることに民子さんが、 「意味がありそうね~!」と一言 どうも、そのようです。 ご一緒していた、神人の方にメッセージが・・・ 子供を亡くされた親御さんから「子供達を助けてください」と それを聞いて学童疎開船”対馬丸”の話が浮かびました。 もう63年経っているのですね。 私達は、そのことをずーっと昔の出来事と思っていましたが、 まだ浄化されない御霊が気付いてくれるのを待っていらしたようです。 そして、師と神人の皆様の全身全霊の祈りで無事に 海で亡くなられた多くの御霊が天に昇って行かれました。 今回、この沖縄慰霊の日に伊是名島を訪れていたことの意味を もう一度、自分の心に問いかけました。 偶然は、あり得ず、私の今の生き方を再チェックしました。 戦争で多くの軍人さんや一般人、また幼くして犠牲となられた 学童の皆様のいしずえの上に私達は生かされていることに 気付かされ、感謝をし、心からの”ありがとうございます”の言葉を おくり、ご冥福を祈ります。 ”想いが現実に現れる”それは生きている者のみならず 亡くなった方々の想いに、生きている者が気付いていくことの 大切さをあらためて知る出来事でした。 その想いとは、人に限らず、動物、植物、鉱物、火、水、土など 地球自体も含め、すべてのものに通じるのですね。 人の”想いの力”とは、なんと素晴らしいものでしょうね。 ところで伊是名島は、小さいながら水の湧き出る島なのです。 そのお陰で、お米が出来るのです。 この田んぼは、琉球王朝の尚円王の若かりし頃の不思議な お話が残る”逆田”です。 泡盛の醸造所もあるのですよ。 民宿の民子さんが、教えてくれたのですが、 昔、この島は、尚円王の出身地のため、恩恵が厚く、 人頭税が免除され、水が豊かでお米も出来、島民は、 沖縄の中でも特におおらかであると話してくれました。 本当に島の皆さん、優しい方々です。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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