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昨日のお話の続きです。
何故、彼女のところに別れたご主人から電話がかかって来た かの経緯をお伝えします。 彼女の大切な息子さんは、仕事に就いても、何故か困難な ことにぶつかり、仕事を変えざろうえず、悩んでいました。 その様子を見守りながら、彼女は数年前より、息子さんに とって父親の存在の大きさを感じていたのでした。 そのため今回、息子さんの身に起きている悩みに対応できる のは、彼女の中で3つあると感じ息子さんにその3つの中から 選択すると良いのではとアドバイスし、息子さんは、父親に 会う選択をしたのでした。 そこで彼女は、気持ちを整え、手紙を書きました。 息子さんの父親宛と息子さんにとっての祖父母にあてて 彼女は、若かりし時の自分の我慢のなさから家を出たことを 詫び、今の息子さんの様子を伝えたのです。 「彼の土台に当たる部分が揺らいでいることを感じ、もし お願いできるなら、彼の力になれるのは、父親と想います。」 と息子さんの携帯番号を記し、 息子さんが、自分の父親がどんな人か逢いたがっていることも 書き添えたのです。 そして間もなく、息子さんの携帯に着信があったのですが、 たまたま、寝入っていたため話が出来ず、息子さんも 自分から電話をかけることに躊躇していて何日かが過ぎていました。 彼女が1日家を空ける日に息子さんに 「勇気を出し、自分の足で一歩踏み出してみては、」と 置手紙をしたそうです。 そうして帰宅すると息子さんお父さんと25年ぶりに話を していました。 感想は、「お母さんが、話してくれていた通りとても優しく ゆっくりと自分の事を聞いてくれたよ。」と 「受話器の向こうでお父さん、泣いていたよ。」と そして、間もなく、彼は、お父さんに25年ぶりに会いに 行ったのでした。 父親のところへ行くことが決まってから、息子さんは、 彼女が今までに見たこともないほど、素直で明るい様子 であったそうです。 そして父親に会いに行き、その時の様子を息子さんは 話してくれて、お祖父さんは亡くなっていて、お祖母さんが 「こんな奇跡が起きるなんて!」と心から喜んでくれたそうで 再婚していた父親の奥さんが、毎回テーブルいっぱいに ご馳走を用意してくれて、大歓待であったそうです。 夜、親子で釣に行ったり、また親子で倉庫の棚を作ったり その親子で写した写真には、息子さんの和らいだ顔があった そうです。 「お父さんはかっこよく頼もしく尊敬できる人だった。」と 会った印象を話してくれたそうです。 それを感じた場面は、お墓参りに行き、お父さんが手を 併せている姿を後ろで見ていて感じたそうです。 喜びと感謝の想いが祈る姿に溢れ出ていたのでしょうね。 25年間の空白をいっきに埋める時であったのですね。 そして、息子さんから彼女の自宅の番号が知らされていて 今回の電話が、かかってきたのでした。 前回私が彼女を訪ねた時にちょうど、息子さんが父親のところ へ行っている時でしたので、4日に彼女の家を訪れ 息子さんの話を尋ねたところにこの電話がかかってきたの です。なんと素晴らしいタイミングでしょう~♪ 人は、苦しんだ後に、わだかまりを手放し素直な気持ちで 何が一番大切かを真剣に見つめ、行動すると、こんなにも素敵な 展開になるのですね。 彼女の母の愛の大きさを感じさせてもらいました。 彼女は、こんなことも言っていました。 「7年前に亡くなった彼女のお父さんと13年前に亡くなって いた息子さんにとって父方の祖父の両方のお祖父さんが、 彼のために大活躍してくれていたと感じる。」 と話してくれました。 きっと彼女の息子さん自分の根っこを確認でき、これから 今までよりさらに強く大地を踏みしめ、生きていけると感じました。 彼女に「子供を立派に育ててくれて、ありがとう!」の 言葉を贈った、別れたご主人の素敵さもしっかり伝わって きました。 こんなに素敵な大人の姿を見せられた息子さん、 きっと大きく成長することでしょうね。 すべてにありがとうございます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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