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今日は、伊良部島の伝説をお話しますね。
昔々、伊良部島、下地島の人たちは、食べ物や衣類が 不足していたため、互いに助け合い暮らしていました。 この島は、海底が隆起して出来たため、土が少なく サトウキビとたばこの葉の栽培と漁をして暮らしていました。 食料を求めに向かいの宮古島に舟を出し、沖まで行くと 大きな”フカ”が現れ人を襲いました。 そこで、村の男達は、島の家族の命を守るため、海へ ”フカ退治”に出かけましたが、やはり沢山のフカに 襲われ、命を落としてしまいまた。 その危機に島の勇敢な男が一人で”フカ”を退治することを 決意し、大きな刀だけを持ち、海に出かけました。 フカとの戦いは3日3晩続き、最後に残った大きなフカに 向かおうとした男は、フカのお腹に飲み込まれ、そこで フカのお腹を最後の力を振り絞り、刀で切りつけ、 命を落としたそうです。 美しい白い砂浜に男の亡がらが、打ち上げられ、 その時の刀は、町の資料館に展示されているそうです。 勇敢な男は、神様の”ウズヌシュー”の名を頂き、 宮古島の見える小高い丘に慰霊碑を建てられました。 その英雄の名をいただいたお酒が、”ホテルてぃだの郷”で 販売されています。 泡盛を薄く飲みやすくしていますので、初めての方でも 美味しくいただけますよ。 この地域では、酒宴の席でお客様を迎えるときに ”おとーり”と言う慣わしがあり、この薄めたお酒を 皆で飲みます。 またユークイでウタキの神様に、このお酒を各家から 2本セットにしたものをそれぞれ持ち寄りお供えします。 ラベルもとっても可愛いでしょう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月28日 18時56分14秒
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