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昨夜、ニュースを見ていて、ふと、目に留まるお話が 1300年ぶりの背中が観れます・・・と 国宝が沢山納められている薬師寺のお話です 平城遷都1300年の記念の企画として 国宝 薬師寺展 とき 3月25日 ~ 6月8日 ところ 東京国立博物館 いつもは厨子内にあるため観ることの叶わない仏像の背中を この会場で観ることができます 今回の展示は国宝 薬師如来像の脇侍の二体の菩薩像です 如来像は今回展示はないのですが 中央の如来像の向かって右に”日光菩薩” 如来像の向かって左に”月光菩薩” 美しい菩薩像です 関係者のお話から、「正面はりりしいお姿で背中は丸みがあり 優しさを感じ、金属製(銅製)なのに温かみさえ感じさせる」 この薬師寺は天武天皇・持統天皇の愛の結晶でもあります 西暦680年 天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を 祈り薬師如来の造顕と薬師寺の造営を発願 西暦686年 天武天皇崩御(薬師寺未成就) 西暦690年 持統天皇即位 西暦697年 薬師寺にて仏像の開眼会(現存の薬師如来?) 西暦702年 持統天皇崩御 西暦710年 平城遷都 西暦718年 薬師寺を平城京の右京六条二坊に移す(元明天皇) ※ 元明天皇ー天武天皇と持統天皇の間に生まれた草壁皇子の妻 草壁皇子は若くしてみまかられ天皇の位には即きませんでした この薬師寺では天武・持統・元明の三帝によって現在の地に 納まり現在に至っているのですね こんな1300年の歴史の流れを感じながら仏像を拝観 するのも趣があり、歴史の一こま、人の想いや、つながりの 温かみを味わえるでしょうね~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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