ひかりのダンス

２０日に白山登山より帰宅すると

母が「お塩の入れ物が見つからないけど・・・？」

と言うのです。


３日間留守していた私は・・・？？？

さて母が仕舞いそうなところを探してみましたが、

見つかりません。


その翌日「もしかして物置に置いていたりかも・・・？」

と言いながら母も探しています。


「齢をとると自分のしたことが分からなくなって

　こんな私じゃなかったんだけど！


　お父さんに「早く迎えに来て」ってお願いしているんだけど

　さっぱり迎えに来ないのは、私がもうお婆さんになったから

　むこうに若い彼女が出来たのかな・・・？」


とつぶやいています。

可愛いでしょ～！


そして朝のお参りを終えた母が、

「思い出した！」と言うのです。

お参りしていると縦に割れ目があるのが目に浮かび

「あ～～そうだった！入れ物にひびが入り捨てたんだ～！

　すっかりそのこと忘れていたぁ～！」


と一件落着！

ふとした弾みで思い出してくれました。

母は「お父さんが教えてくれた！」と言ってます。

きっと、そうなのでしょうね。


「あ～～スッキリしたぁ～！」と

二人で大笑い！！

齢を重ねるってこんな感じなのですね。



子ども　怒るな　今　来た道


年寄り　笑うな　今　行く道