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カテゴリ:郷土の歴史
苫小牧には、古い神社が現在、2ヶ所あり そのひとつである樽前地区の樽前神社(由来不明)には 明治初期まで”瀬織津姫神”が、祭神として 祀られていたことが判明しました。 明治政府の命により明治5年、北海道を調査に訪れた菊池重賢氏 (北海道神宮初代宮司)の「巡回日記」に 明記されています(「函館市史」資料編第2巻所収) 地元の霊峰”樽前山”を背後に鎮座するお社に 祀られていたそうですが、 明治7年に明治政府の勅命によって 苫小牧市内中央に奉遷され社格を郷社とし 社名 樽前山神社 祭神 大山津見神(おおやまつみのかみ) 久久能智神(くくのちのかみ) 鹿屋野比売神(かやのひめのかみ) の三神が祀られたのでした。 その時に、”瀬織津姫神”は、存在を隠されたようです。 2009年の地球にとって浄化の総仕上げの時期に ”瀬織津姫神”が わが町、苫小牧にいらっしゃったことに感動を覚えます。 ◎ 瀬織津姫神 神道の最高祝詞の「大祓詞」に 「高山の末、短山(ひきやま)の末より佐久那太理(さくなだり) に落瀧(おちたぎ)つ速川(はやかわ)の瀬に座す津姫という神、 大海原に持出(もちいたし)なん。」 とあります。 勢いよく流れる下る川の力によって人々や社会の穢れを 大海原に押し流してしまう、川に宿る大自然神であることが わかります。 伊勢神宮では荒魂宮に瀬織津姫が祀られ 熊野元宮神と祀られていたり(718年) しらやまひめさま=菊理媛神=瀬織津比売 などと・・・とても謎の多い大きな姫神様です。 きっかけは、今年の初め、札幌の友人が苫小牧の高速の インターチェンジを下りる場所を知っているにもかかわらず 何故か、苫小牧の東部に当たる”沼の端インター”まで 導かれてしまうことから始まったのです。 彼女は、私に 「何か気になるので調べてみて!」との言葉が ことの始まりとなりました。 これから、その経緯を綴らせていただきますので お楽しみに~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月27日 22時09分24秒
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