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チベットのお話からインドが、浮かび上がり そこでまた、こんな情報がありました。 太平洋戦争終戦後のお話です。 日本は、戦争被害にあったアジア各国から、賠償請求を 受けていました。 その中でこのインドのネール首相は、 わが国は、日本から戦争被害は、受けておりません! と明言され、賠償請求をしなかったと伝えていました。 ネール氏は、インドのバラモン階級に生まれ家柄も好く 父親は、弁護士で インドにおいては、富裕階級にあり ネール氏も父と同じく 弁護士の道を歩みながら 反英独立運動指導者として 皆さんのご存知の”マハトマ・ガンジー氏”と 共に活躍した人物です。 そしてインド独立を達成し、1947年にインド初代首相に就任され 1947年~1964年その職を務められました。 ネール氏が学生のころ、日本が列強の欧米各国を相手に 戦いを挑んだことを 好意的に感じていたようです。 右側の女性に見覚えがあるでしょうか? ネール氏の愛娘のインディラ・ガンジー 後のインド第三代首相です。 こんなお話が・・・ 戦争中、上野動物園では、アメリカの東京空爆に備え 動物たちが、檻から逃げ出すことも考慮し、 猛獣たちをえさに毒を混ぜ、薬殺処分したのですが、 象だけは、とても賢く 毒入りのえさを全く食べないので 心を鬼にし、えさを与えずに餓死させたそうです。 そのお話を知ったネール氏は、 終戦間もない1949年、インド象に愛娘の”インディラ” という名前を付け、日本の動物園に寄贈してくれたそうです。 また、1954年には、ネール首相から ”10粒の 仏舎利”を日本に贈呈され 全国に仏舎利塔を建立し、北海道には 札幌市藻岩山にあるのがそのひとつです。 先月、富士山神事で静岡にて見かけた仏舎利塔も そのひとつです。 ※仏舎利・・・お釈迦様の骨のこと 仏教界においては珠玉の宝物ですね! アジアの中で、インドとはそのように深い関係が あったことを知りました。 話は、インド経済のことになりますが、 アジアで 大金持ち と言われる人たちが、 少し前までは、日本人が、一番多いと言われてきましたが 現在、インド人が、一番にとって替わったそうです。 そのきっかけを作ったのも ネール氏であったということを知りました。 イギリスから独立直後、 インドの抱えているテーマ 人口が多く 貧しい国を豊かにするためには 時間をかけてでも 国民に教育を行き渡らせる と考え、数字の発祥地でもあるインドにおいては ハイレベルな計算を子供たちが、こなし 現在のインドのIT産業の飛躍的な成功につながっています。 今、日本中、選挙運動・演説の真っ盛りですが、 インドは 国として 長期目標をしっかり設定し 時間をかけ育んだことがようやく実りはじめたと感じます。 インドに対する想いが 私の心の中で変化しています♪ 60年前 敗戦で疲弊した日本を インドは、温かく支えてくれた仲間であったのですね ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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