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昨夜、テレビ番組、プレミア8紀行の”祈りの川 メコン” を観ました。 なんと! ベトナムの河口に至るまで源流から4900キロの長さです。 源流は、チベットから始まり、雲南省を流れています。 そこには、少数民族 ”ナシ族” 27万人が、住んでいます。 その ”ナシ族” は、川辺に住み、水を敬い、水路を 張り巡らせ生活しています。 十年ほど前でしたか、実家の父が、 ナシ族は、とても親しみを感じる。 自分の母親に似ている顔の人もいて人 自分のルーツは、ここにあるかもしれないね~! と話していたのが、記憶に残っていました。 その父には、笑い話があり、 旅先で、中国人の旅行者と一緒になり 中国の方から、仲間に間違われ声をかけられた。 と笑っていました。 やはり、ルーツが近いのでしょうね! ナシ族について、少し調べてみると 一妻多夫の伝統があり、(チベットにもありました) 元来母性社会で家庭では、女性の地位が高く 「祖母部屋」があり、一家の長である最長老の女性が 住む部屋があり、先祖の祭壇もそこにあり 未成年者は、お祖母さんの家で生活していたそうです。 映像の中に、トーテンポールが映っていて、 アイヌ民族との関係もあるのかしら・・・?と、 ちょっと驚きです。 ここには、象形文字”トンパ文字”があり、 象形文字には、神の力が宿っている! ということです。 わかりやすいですね♪ ”ナシ族” は、自然崇拝で 自然すべてに神が宿る。 水の神・龍神を深く信仰し 水を決して 汚さない 女性は”星を戴き 月を被る”デザインの服を着る 七星羊皮・・・七つの星は、北斗七星を表す ナシ族の女性は、星が出るまで働くことを表す とも言われています。 続いて、ラオスの仏教の聖地シェーントーン寺院や ミャンマーのバガンの仏舎利塔のシェジュン寺院 ミャンマーには、1万3000塔の”パコダ”(仏塔)が、 あったそうです。 続いてカンボジアの”アンコールワット遺跡”も メコン川の流域でした。 アンコールワットと言うと”水”に囲まれた遺跡と 浮かんできますが、メコンの流れであったのですね! アンコールワットは、800年代~26代の王様が 引継ぎながら、このお城を創ったといい 仏教からヒンズー教に移り変わったこともありますが、 現在は、仏教の割合が多いようです。 また、ベトナムも宗教として仏教が多く ”メコン川” の4900キロの流れは、 流域の人々に命を繋ぐ水を与え、 生きるための精神の基盤である宗教も 芽生え、育まれていたことを知りました。 源流にチベット密教が生まれ、その下流域に 仏教の国々が、広がっていたのですね。 ” 水と文明 水を敬う人々が 地球を救う ” こんな言葉が、浮かんできました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月24日 18時42分31秒
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