結果発表。
結根発表というべきでしょうか。結んだのは「果」ではなく、「根」なので。この場合。...ジャガイモのことです。3kgのタネイモから4.5kgほどのジャガイモを収穫できました。正直、もっとできるかな、と獲らぬ狸の皮算用をしていたので、少し残念。種別にみてみると、男爵:大きさといい味といい、いずれもいい出来。キタアカリ:味はすこぶるいいものの、何せ小さい。メークイン:どういうわけかエグミが強く、そして小さい。やはりスタートの遅れが最大の反省点。季節に添う、ということが生きる上で如何に大切か、ということ。キタアカリは一番遅く植えつけたにもかかわらず、一番早く枯れていった。なんか葉っぱに黒い斑点が出来ていたから、イモインフル(仮)だったのかも…。いわゆる不及の病、成長遅れのために季節の変化についていけなかったのでしょう。(東洋医学のいいところは、その原理を知るならば、人に限らず、あらゆる生き物、果てはあらゆる事態、現象に応用できるところよね)男爵は環境条件が一番適したところ、乾燥地だったのが良かったのかな。土地に添う、ということもやはり大切です。耕さず、肥料を加えず、薬も撒かずとも、ちゃんとできるんです。あぁ、げにまっこと素晴らしき生命。天地に添うことで、人もまたその生命を最大限に謳歌できるのではありますまいか。ジャガイモにも多くを教わりました。そして、生命をいただきます。合掌。