自動車→自転車、その後(3)。
自転車化に伴い、様々な変化が起きてきます。朝、子どもを送ることに関しては、娘がブーたれていた「早起き」に始まり。時間的な制限が加わるので、段取りを良くする、家族間のチームワーク強化など、様々な工夫が生まれます。そうして、生活に「しまり」が出てきます。生活のしまりは、心、体のしまり。ダラダラ過ごすより、よほど気持ちがよろしい。工夫が楽しくなってくる。もちろん、いいことばかりではありません。(1)に記したように、変化の過程で摩擦も生じ、怒声や泣き声も飛び交います。そうして、ごった返して、いろいろぶつかり合う中で、新たな形、道ができていく。治療においても、クスリを止めてから治っていく過程で、一時的に症状が表れ苦しむことがあります(症状の多くは治ろうとして生じる生理現象なので)。現代的な医療から、摩擦無くシフトできれば良いのですが、必ずしもそうはいきません。それでも、摩擦を乗り越えて、治っていく体、人があります。今、原発を始め、日本の抱える様々な問題が、自発的なシフトを促してくれています。依存的なラクから、自立的な楽へ。シフトには、様々な摩擦、痛みを伴うでしょうが。それでも、乗り越えて、自らの足で立てる「人」になりたいです。(写真:自「立」へまた一歩、時にちゃぶ台とぶつかり、痛い目にあっています)