花粉症。
ここのところ、たずねられることが多いので、少しばかり花粉症について。春はからだの排泄機能が盛んになる季節であり、花粉症もまた排泄の一環とみることができる。鼻水やら涙やら…汗、うんこ、しっこと等しい。首や胸につかえがあるために、のぼせが起り、上から溢れる、ということになる。出していることに関しては、からだに毒をためておくより余程良い。むしろ、喜ぶべきか?花粉さまさま、なのだ。花粉は、当然原因ではなく、せいぜい排泄の誘引剤みたいなものだろう。浅田次郎の小説を読めば、涙が止まらなくなるようなもん。さて、それを踏まえて、症状の緩和をはかっていくには。食事に関して。減らす→砂糖、油脂、肉、卵、乳製品、小麦物、食品添加物増やす→天然塩、天然塩を使った発酵食品、野草(あえて言うなら)生活に関して。減らす→頭脳労働、TV・TVゲーム・PCなど目に負担の大きいこと、小手先の作業、風邪などちょっとのことでクスリを使わない増やす→運動(手作業より足腰)…こうして書き表すと、どうしてもマニュアル的に映り、かなり抵抗がある(嫌い)のだが、少しでも役に立つならばと、試みる。春の花粉症は年末決算みたいなもんだから、今から一年取り組めば、来年の今頃はそれほど泣かずにすむ…と、受験生にはっぱをかけるようなことも書いてみる。なお、このようなアドバイスをすると、「でも」とか「だけど」とか、試す(やる)前から抵抗を表す人は多い。抵抗を表すならまだしも、「はい」とか「そうなんですね」とか言うものの、その実、コイツは絶対実行しないな、という人もいる。花粉症の人はこれがまた多い。そして、もっと楽な方法はねーのかよ、という不満を表す(言わずもがな、表情や、行動に表れている)。それも含めて、花粉症に隠れる最大の原因は、その人の依存的な性質ではないか、と読んでいる(他の病気にも多かれ少なかれあてはまることだが)。こんなことを書くと、心外に思われる方も多かろうが、残念ながら仮説として未だ捨てきることができない。