風立ちぬ1。
娘と映画を見に行った。娘(5歳)初めての映画館である。かくいう私もかなり久々。宇部に越してからは初めて。大阪時代でもなかったか?そうすると10年は少なくとも行っていない。いわゆるシネコンに行ったわけだが、部屋があまりにも狭くて驚いた。私の記憶する映画館はせいぜい部屋が二つあるか、というものだから、だだっ広い。だから、いい席をとるのに気張って時間に余裕をもっていった記憶もある。久々ゆえのワクワク感もあってか、その記憶にしたがってかなり早く現地入りしたのだが、なんと、入場は開始15分前でないとできないという。そして、入場開始とともに一番で勢いよく乗り込んだのだが、あの部屋の狭さである。拍子抜けもいいところだ。この狭さだと、だいぶ込み合うのかな、と予測されたのだが、5分、10分と経過するも人が押し寄せる気配はまるでない。部屋を間違えたのではないか、と不安すら感じる。そして開始時間になり、あたりをそれとなく見回すと、なんと8人!2人×4組!上映の時間帯と、作品開封からの時間を考慮するとわからんでもないのだが、それにしても…。そんなこんなで、上映前、テンションは極めて低い状態に陥っていた。隣の娘が、そんな私の心境を知らずか、まだかまだかとそわそわ興奮していたのが救いといえば救いだった。