(2005年 日本 監督山崎貴)

吉岡秀隆、小雪、堤真一、薬師丸ひろ子、掘北真希、もたいまさこ、三浦友和など出演。

昭和33年の東京が舞台だが、年代、地域に関わらず郷愁をさそう映画。

そのころの東京や人々など詳しくは知らないが、ほんとに懐かしくなる。

それは高レベルのVFXだけの力ではない。

登場人物の人柄やどこかゆったりとした空気、ストーリー、何より作り手がこの映画を愛していることさえ伝わってくるかのようだ。

第29回日本アカデミー賞で12部門で最優秀賞もうなづける。

物語も大変分かりやすい。音楽もいい。

役者それぞれが個性的。大人に負けず子役の須賀健太もすごくいい。

素直に感動した。

90点