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テーマ:ビールを語ろう(2296)
カテゴリ:外国ボトルビール
エール・ハウスの店長に珍しいビールが入荷したけど、あと2本しかないからどーですか? と勧められ2杯目はスコットランドの右上に位置するオークニー諸島のビールを飲む。多分スカル・スプリッターって読むんだろうなぁ。店長も分からないとのこと。
エールと書いてはあるがアルコール度数は8.5%とかなり高い。うん、甘さもあるけど、モルトの濃度を限界まで上げた感じで、甘さもなかなか心地よい。ベルギー系のビールでよく度数の高い甘いビールがあるけど、それに比べたらかなりビールらしくて美味い。ホップは使ってるのが分からない感じで苦味はほとんど無い。 僕はあんまり度数の高いビールは好きじゃないんだけど、今までに飲んだ8%以上のビールの中で一番美味しく感じた。っていうか実は今まで8%以上のビールを作る意味というのが分からなかったんだけど、これはなるほど、コレはコレでアリかなと思わせてくれた。 きっとオークニー諸島の冬に、家の暖炉に当たりながら、窓から吹雪が吹き付けるのを見ながら、ドストエフスキーの小説でも片手に飲むためのビールなんだろう。 そんな情景を想像したら不思議とオークニー・エールの味が口の中に蘇ってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 18, 2005 08:10:31 PM
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