Ｂｅｅｒ　＆　Ｆｏｏｔｂａｌｌ

　昨日は仕事で少し遅くなったので、家ではなく恵比寿のフットニックでサッカーを見ることにした。そう、日本代表の試合である。
　んで、行ってみたら、もう終わってしまったと思っていたオーストラリア対ウルグアイの試合がまだ放送されているんだわ。本当はこの試合の方が見たかったので、僕としてはかなり嬉しかった。
　フットニックはほぼ満員で観客の割合はオーストラリアの試合を見ているのが3分の2、日本代表の試合を見ているのが3分の1位の割合か。
　試合は1-0でオーストラリアが勝っているが、このまま終わるとファーストレグの結果によって延長になるということだった。
　僕としてはやっぱ、オーストラリアに勝って欲しいっていう思いが強かった。前回のW杯予選でも同じカードでオーストラリアはウルグアイに負けて出場を逃してるし、それにオーストラリアは次からアジア枠になるのだ。
　フットニックにはオージーもかなり多く来ていて声援を上げていたし、見たところどーやらフットニック客全員オーストラリアを応援しているようだった。
　しかし、オーストラリアのサッカーは何ていうか単調でごり押しの実にプレミアチックなサッカーな訳なんだ。変化を付けられる選手がいないため、基本的に攻めてはいるが得点が入りそうな気配はないし、見ていてハッキリ言って面白くないのだ。
　僕は捻くれているので試合を見ていくうちにウルグアイを応援するようになってしまった。
　結局PKまで行ってオーストラリアが勝って、フットニック全体が歓喜に包まれたのだが、僕だけ喜び半分になってしまい、素直に喜べずに盛り上がれなかった自分の捻くれさのおかげで、損した気分になってしまったのだか、まあ仕方ない。