カテゴリ:逆不倫日記
彼女の名前はゆきと言った。
茶髪で長い髪、化粧もけばく、一目では主婦とは思えないだろう。 飲み屋とか女同士で行ったら、すぐナンパされるし、グループの中に男がいても、みんなじろじろ見た。それほど目立つのだ。 いつ頃の話かというと、おいらが24 5の時だから、ゆきは25 6だっただろう。 とにかく、酒と歌が好きな女性でした。 特にドリカムが好きで当時、まだ三人の時でしたが、その時、頻繁にカラオケに行ってて、吉田美和そっくりの声で歌っていました。 それでも、まだグループで遊んでる域は越えてなかった。 ある日、おいらと年下の職場の仲間の男性と、ゆきでビールやらワインやらを飲んでいて、酔いつぶれ、雑魚寝みたいになった。おいらは、こたつで寝ていて、ゆきはベッド。後輩は床。ちょっと酔いも醒めた頃、何やらベッドでもぞもぞ音が聞こえる。 後輩は男前だったので、女性からよくもてた。 うまくやってるな… ゆきに対して、まだ友達の感覚しかなく、執着心もなかったおいらは、、その二人ができていてもおかしくないと思った。 そうだとしても祝福してあげることができた。 まあ、人妻だったけど。 おいらの部屋は利用されてるだけ。 そう思った。 けど、なんか違ったみたい。 後輩がもぞもぞと、ゆきによばいをかけようとして、もぐりこもうとするが、ゆきはそれを拒否しているのだ、もう忘れたがそんな会話をしていた。 この時、おいらは、まだ、ゆきが旦那と別居してることを知らなかった。 たぶん、拒否の言葉の一つにこう言ったと思う。 「わたしを軽く思わんといてemoji好きな人がいるから…好きな人としかそんなことしないよ」 普段、明るく酔っ払って、下手すると、後輩とかにキスとかしていた彼女の言葉とは思えなく、真剣にしかもおいらに聞こえないようにと、押し殺した声でした。 後輩が狙うのも、勘違いするのも仕方ないと思いました。 それにおいらはその時に言った、好きな人とは、旦那のことだと思っていました。いまかんがえると、旦那を好きな人と形容するのはおかしいけど。 この話、長くなりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.16 16:35:02
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