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あけましておめでとうございます。新しき年の淑気満つる中、皆々様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。この一年が皆様にとりまして良き年でありますよう、心よりご祈念申し上げます。
さて、本年は平城遷都1300年という大きな節目の年であることから、奈良の地でささやかな奉祝イベントを行うことになりました。このイベントは、サンスクリット般若心経作家の加藤悦子と、チベットシンキングボール演奏家の関根美知子が発起人です。この2名が仏教文化に関わる創作活動を行っている方々に呼びかけ、皆で会場を借りて行う予定です。特定の教団・宗派の活動に関わるものではありません。イベントの主な目的は、国際法会(仏教伝来ルート上の各国語による読経会)の開催です。10ヶ国以上の参加を目指し、現在奮闘中です。10ヶ国を越える国の僧侶らによる国際法会は、おそらく、東大寺大仏開眼以来のことと思います。期間中は、仏像・仏具の展示会や、記念講演会、演奏会も併せて企画しております。開催に向け、多くの方のお力添えをいただきたく、心よりお願いを申しあげます。 以下はイベント企画の内容です。ご高覧いただければ幸いです。 *イベントタイトル 平城遷都1300年奉祝イベント~「ほとけの道のり」(仮称) *日時 2010年8月6日(金)~8日(日)の3日間。6日はPM12:00~20:00、7日と8日はAM10:00~PM20:00の開催。 *場所 国際奈良学セミナーハウス 研修室(50名収容講義室)と、隣接の旧世尊院(元は興福寺の子院であった日本家屋で200名収容可能)近鉄奈良駅より徒歩10分。 旧世尊院は「祈りの場」とし、展示会と法話・国際法会・演奏会を行い、研修室は「知の場」として、記念講演会の会場といたします。展示会は入場無料、それ以外は入場料(聴講料)を徴収いたします。国際法会1名2000円の入場料・記念講演会の聴講料1000円~2000円の予定。 *テーマ・・・仏教伝来の地・奈良で、過去への供養と感謝を捧げ、未来への礎を形成する。 1奈良の地に生きた偉大な先人たち、特に、功績を遺した仏僧のご供養をし、感謝の念を捧げる。 2奈良という地の文化的価値と、そこで受容された仏教の価値を見直す機会とする。特に、仏教が世界宗教であることに着目する。すべてのプログラムを通し、来場者の方々に仏教との新たな出会いの場を提供できれば幸いである。 3イベントスタッフ一同と、各国の留学僧、来場者との有意義な交流を図り、互いの文化への理解を深める場とし、あらたなご仏縁の結びの機会とする。 P1 4我が国における「仏教国際交流」へのささやかな貢献を目指す。具体的には、「ほとけの 道のり」でイベント告知のサイトを立ち上げ、招聘にご協力下さる各国の友好協会、大学などの研究機関、仏教研究団体等とネット上でリンクを貼り、ネットワークを形成する。イベント終了後もサイトを継続させ、国際法会の様子をネット上で公開したい。関係機関のサイトを閲覧する方でも、常時、法会の存在を知ることができ、画像で体験することができるようにしたいと思う。数年後には、各国語での「国際法会解説文」をサイト上で掲載し、世界中の方が閲覧できるようになれば幸せである。また、イベント解説パンフレットも刊行し、当日の来場者全員と協力機関にも配布したい。誌面では、アジア各国の仏教文化の紹介を行いたいと思う。これらのことが、仏教を基点とした国際交流へのささやかな貢献になれば幸いである。 *具体的なイベントプログラム(企画) 8/6 イベント会場は旧世尊院のみ(研修室での記念講演会はなし) PM12:00~15:00 無料展示会:仏像、仏具、チベットのタンカなどを展示。(13:00より1時間は国際法会リハーサル)、PM15:00より、有料イベントの準備。PM17:00より、主催者の挨拶、注意事項。続いて十輪院ご住職の橋本純信先生(ボランティア出演)によるご法話。引き続き、PM18:00より橋本先生を導師として国際法会を行う。奈良に咲いた天平文化の華を讃えるべく、法螺貝、雅楽によるオープニング。参加国は、インド、スリランカ、タイ、ベトナムなど。在日の留学僧(または留学生)を招聘して行う。ただし、インドのサンスクリットは、ネイティブによる読誦が困難なため、日本人研究者による読誦とする。法会の締めくくりには、参列者全員で般若心経を唱和。法会終了後、引き続き、PM19:00より遷都1300年を祝う演奏会。雅楽、法螺貝、シンキングボールのコラボ演奏会。(世界初) 出演者は、「奈良雅楽アンサンブル」の楽師の皆様、金峯山修験本宗行者の立石光正氏(日本一の法螺奏者・ボランティア出演)、イベント発起人でシンキングボール演奏家の関根美知子氏(ボランティア出演)。19:40終了、来場者見送り、20:00閉会。 8/7 イベント会場は、研修室と旧世尊院の2ケ所。研修室では、1日3回の記念講演会を開催。(AM10:30~12:00、PM13:00~14:30、15:00~16:30を予定)仏教東漸史、シルクロード文化史、または奈良の歴史・文化に関する講演を予定。 旧世尊院では、展示会をAM10:00より行う他は、20:00の終了時刻まで前日と同様に行うが、国際法会は導師様と参加国を交代して開催。チベット、ネパール、ブータン、中央アジア(日本人研究者による読誦)などの方々を招聘して行う。また、法会終了後の19:00からは十輪院の青年僧らによる声明公演を開催予定。 P2 8/8 旧世尊院、研修室とも8/7と同様のプログラムで、国際法会は、モンゴル、中国、韓国、ラオス、台湾などの国の方々を招聘する。19:00からの催しものは、在日のプロ歌手であるスレンジャヴ・バトスレン氏による、モンゴルの「ホーミー」公演会を行う。 以上が、イベントの企画内容です。多くの皆様のご賛同、ご支援をいただきたく、心よりお願い申し上げます。 *連絡先 加藤悦子 075(757)4264(自宅/FAX) 080(5641)1076 794uguisu.heian‐kyou@ezweb.ne.jp 関根美知子 090(3037)9231 info@shionowa.jp 展示会参加などをご希望の方、1/24(日曜日)の午後より旧世尊院の下見を行い、その後奈良市内にて「平城遷都1300年奉祝新年会」を実施いたします。展示会参加にかかわらず、「ほとけの道のり」の何かに関わりたいという方で会場をご覧になりたい方、また、新年会だけの参加も歓迎いたします。当日はPM4:30に国際奈良学セミナーハウスロビー集合、会場下見の後、食事はPM6:00より 春日ホテル1階レストランにて。参加費は3500円程度です。多くの方のご参加をお待ちしております。申込は加藤まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月05日 17時36分52秒
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