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大変遅くなり、また、このブログにて大変失礼かと
思いましたが、 この度東日本大震災の影響で 被災されました皆様、一日も早い復興と、お亡くなりになりました皆様へ 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 今回の地震は、私の心を非常に動揺させるものでした。 地震の当日、朝4時に友達からの電話で起こされ、そのまま全身から 血の気が引きました。 当日は東京の家族とは連絡が取れず、敢えて母より携帯メールにて家族が無事であった こと、また、母は小田原の避難所、父は東京駅、妹は先輩の家に泊まるとの連絡を もらい、そのメールを読みながら、その場にしゃがみ込みました。 その日は職場で地震を知らないアメリカの子ども達に日本で何が起きたのか 説明しました。 子ども達の手が挙がります。 初めの質問はこうでした。 「Miss A (子ども達は私のことをミスAと呼びます)家族は無事だった?」 これが4年生の子どもの初めの質問でした。無事でした、と答える前にちょっと話しがそれ、 違う話しをしていると、また手が挙がります。 「Miss A、家族は無事だったの?」 そう、子ども達はまだ4年生だというのに、私の家族の安否を心から心配してくれ、 涙がでそうでした。 でも、これはアメリカに居る私の話で、現地日本の話しとは比べ物になりません。 その場に居ない私など、ただの役立たずで、泣いても、叫んでも、白々しく思えます。 現地では子ども達が未だ食料や水不足で餓死し、オムツやミルクも足りず、医師不足、 病院などでは手術もままならない、など報道されない世界もあります。 震災の当日、アメリカでも日本のニュースがひっきりなしに流れました。 報道の中に、実際の地震が起きた場面のビデオを流したものがあり、 それは、お母さんと見られる人が座卓に頭しか入らなかったので 頭だけを隠して必死で地震が終わるのを待っているという映像でした。 考えられないくらいの大きな揺れの中、どれだけ怖かったでしょうか? そう思っていた矢先、それを見ていたアメリカ人兵士2人が大声で笑いました。 「頭だけしか隠れて無いじゃないか。こうやってオバマは自分達の税金を 使って行くんだ」って。 ものすごくショックでした。 気持ちが動揺しました。 思わず、「何がそんなにおかしいの?」と言い返してしまいました。 酔っぱらいの兵隊さんにです。 横で主人が大慌てで「馬鹿は相手にするな。」と止めてくれました。 主人は「お前ができることは、明日ある日本語学校で募金活動をすることだ。 今はそれしかできない。またお前が始める事で他の人も立ち上がる。 今お前がそれをやる事は思っている以上に沢山の人が立ち上がるきっかけになる。 友達に電話して協力を仰いで明日募金活動をしなさい」と言ってくれました。 そして、次の日、友達3人で日本語学校の入り口に立ち、約4時間で2800ドル 集めました。それだけみんなの関心も高かったのです。 今、ボストンでは沢山のチャリティーコンサートなどのイベントがあります。 小さなことをみんなで一生懸命やっています。ただし、ちょっとばらばらすぎて 寄付する方もまたか、と思ってしまわないか心配です。 ただ、こうしてみんながそれぞれ立ち上がることでまた次の動きも考えられるでしょうし、 やらない事には始まりません。 物資は全然足りないと聞いています。 私たちが直接空を飛んで届けられないのも歯がゆいです。 何でもすればいいというわけでもないですし、難しいです。 ただ、私が祈るのは、現地が一日も早く復興し、1人でも多くの命が助かる事。 それだけです。 考えがまとまらずに、ブログも書けないでいました。 この文章もまとまっていないと思います。 でも、本当に、1人でも多くの命が助かりますように。 色々と切断されて現地の人はきっと心細いでしょう。怖いだろうと思います、。 夜は真っ暗で赤ちゃんは恐怖で下痢をするとも聞きました。 考えられません。想像もつきません。 でも、少しずつまた書いていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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