幻
人は、何かにすがりたい生き物だと思う。1人で生きていける人なんていない。それは家族だったり、友達だったり、恋人だったり。時には架空の人物でさえ、励みや力になったりする。あたしの場合、それはアニメなどの作り話の登場人物や、会ったことのないネット上の人物だったりする。いろんな言葉を知ってる人間は、すばらしい生き物だと思う。でも、いろんな気持ちを知っているから、イヤなこともいっぱい知ってる。人はみんな弱い。そんな自分を隠す為に、ウソをついたり、笑ってみたりするのだと思う。時に人はずるい生き物にもなる。自分を良く見せる方法を知っているし、もう1人の自分を作りあげることも簡単にやってのけてしまう。でも、いつかウソはばれるもの。いつまでも隠し続けれるわけがない。あたしはずるい人間だし、ウソもよくつく。だけど、自分が信頼している人に本当の自分を隠すことはしていない。これがあたしなんだし、開き直りでもなんでもなくて、このままの自分を好きになってほしいし、自分の存在を知っててほしいと思う。何のためについたうそなのかはわからないけれど、1つのウソがいろんな人を傷つけることもあるということを知ってほしいと思う。たとえ幻だったとしても、あたしはその人を励みに頑張ってこれたよ。人は弱いから、自分よりつらい人を見つけて、今の自分を励ましてしまうことがあると思う。こんなにつらい思いをしてる人でも、こんなに頑張ってるんだから、こんなささいなことで負けてちゃいけない!って、何度思ったことか・・・。うらぎられた気持ちが大きいけど、幻だったっていう真実の方が悲しかったりする。本当にいてほしかった・・・。ただ純粋に、いろんな気持ちをもらえたから・・・。なんだか、全てのものが幻だったのかとも思えてしまう。あたしが愛した人や友達も、ほんとうは存在しなかったんじゃないかなんて。Hello, my friend 君に恋した夏があったねみじかくて 気まぐれな夏だったDestiny 君はとっくに知っていたよね戻れない安らぎもあるとこを Ah…悲しくて 悲しくて 帰り道探したもう二度と会えなくても 友達と呼ばせてHello, my friend 今年もたたみだしたストア-台風がゆく頃は涼しくなるYesterday 君に恋した夏の痛み抱きしめるこの季節走るたび Ah…淋しくて 淋しくて 君のこと想うよ離れても 胸の奥の 友達でいさせて僕が生き急ぐときには そっとたしなめておくれよ悲しくて 悲しくて 君の名を呼んでもめぐり来ぬ あの夏の日 君を失くしてから淋しくて 淋しくて 君のことを想うよ離れても 胸の奥の 友達でいさせて悲しくて 悲しくて 君のこと想うよもう二度と会えなくても 友達と呼ばせて