【エコツープログラム】冬のスケソプロ 終了♪
7:00~7:45町民ガイド(元スーパー漁師さん)によるスケソのミニ講座参加者はここでこのようなことを学びました「スケソの生態系(スケソはどういう魚?)」「スケソの分布(スケソはどこに住んでいるの?)」「スケソの産卵(いつ生まれてどう育つの?)」「スケソ漁法(どういう仕掛けで獲られるの?)」「羅臼の漁師さんが取り組む資源保護活動 (漁師さんはどういう努力をしているの?)」キョクチョーのプティ感動:『観光客の方をめったに接することがなく、 トークも慣れない中、一生懸命汗を流しながら 説明する町民ガイドの方の生き生きしていたこと シュミレーションではなかった 小道具も準備してくれ、 この向上心と熱心さは嬉しかったナ』8:00~8:45全天候型2階建漁港の施設見学スケソ競りの時間帯がずれてしまった関係上代替プランとして、マツカワの蓄養施設見学と衛生管理型漁港の施設見学をしましたキョクチョーのプティ感動:『羅臼漁協職員の皆さんが自分たちの取り組みを 交えて紹介するために特別に施設を開放。 スケソの競りはあいにく見ることはできませんでしたが、 多面的に学ぶことができた 秋鮭のエコツーでもこの施設は活用させて いただいたので 町民ガイドさんは臨機応変に対応!涙』 9:00~9:00羅臼町内の加工施設「羅臼海産」にて加工体験と流通の勉強ここで参加者はこのようなことを学びました「スケソの♂♀の見分け方(何が違うの?)」「スケソの流通・加工について(1匹お値段いくらくらい?)」「タラコの原料になる卵巣の成長段階やその価値 (タラコってどんな手間隙かかるの?)」「加工場の衛生管理について (安心・安全を目指した羅臼海産の徹底したルールとは?)」「スケソが獲れなくなった次の戦略 (オスの付加価値や加工段階での工夫)」「スケソの加工方法(どうやってさばけばいいの?)」みんな恐らく初めてさばくスケソに手がプルプル慣れない手つきでさばいていますタラコに傷をつけないように・・・・本当に難しいです(キョクチョーはこのプログラムのために、 去年1日加工場で修行しました)加工場で働く方々も興味深々キョクチョーのプティ感動:『本来加工の時間帯はズレていたのですが、 羅臼海産の特別のご配慮により このプログラムのためだけに 隣で作業風景をセッティング 職員の皆さんもよりスムーズに進行できるように 率先して対応していただいた涙 専務の説明は本当に分かりやすく、 オモシロオカシク加工についてお話してくださった』本当に涙が出るほど、加工場の皆さんの協力体制が嬉しかったこれはスタッフにしか分からないことですが、喜びをかみ締めていました途中では国道沿いの木々に止まる天然記念物オジロワシ・オオワシも観察キョクチョーのプティ感動:『役場や知床財団や根室支庁のスタッフの方々の 役割分担が素晴らしかった 統括のキョクチョーは、 本当に安心して現場を全体の進行を見ることができた あ、コレ・・と振り返ったときには 既にサクサクと作業してくださったり 片付いていたり涙 本当に2年目の今年は最少労力でよりよいものを 作り上げることができました 』最後にこのプログラムの目的人口6,200名を支える羅臼の基幹産業、水産業(漁業)の歴史や現状、取り組みを学習するプログラムを通じて、減り続ける漁業資源や、流氷減少など、羅臼の海を取り巻く環境の変化の中、今後どのように自然環境を保全するか、漁業と資源のバランスをとっていくかなどを、地元と一緒に真剣に考えるきっかけつくりを目的とする。今回は冬の漁業資源である「スケトウダラ」にスポットを当て、漁業~流通~加工までを学習していく。2005年に世界の「宝」に認められた知床羅臼。世界自然遺産登録地として、この希少な野生動物や自然環境、生態系を後世に残し守り続けるために、少人数制のエコツーリズムプログラムを推進していく。海が時化て、参加者の安全のために遊漁船に乗ってスケソ刺網漁業の水揚げを見に行くことができませんでした。その欠航判断の旨を快くご理解いただいた遠く神戸、札幌、根室よりお越しくださいました参加者の皆様にお礼をお伝えします。ありがとうございました