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2018年02月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
キャロル.jpg
【スタッフ】
監督=トッド・ヘインズ  原作=パトリシア・ハイスミス『キャロル』
脚本=フィリス・ナジー  撮影=エド・ラックマン
美術=ジュディ・ベッカー 衣装=サンディ・パウエル
編集=アフォンソ・ゴンサウヴェス
音楽=カーター・バーウェル 音楽監修=ランドール・ポスター

【キャスト】
ケイト・ブランシェット=キャロル・エアード
ルーニー・マーラ   =テレーズ・ベリベット
サラ・ポールソン   =アビー
ジェイク・レイシー  =リチャード
カイル・チャンドラー =ハージ

【解説】
『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などで知られる女流ミステリー作家
『パトリシア・ハイスミス』が52年に別名義で発表した小説を「エデン
より彼方に」の『トッド・ヘインズ』監督が映画化
エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断
の恋の行方を、50年代のニューヨークを鮮やかに再現した衣装・美術と
素晴らしい映像美で描き出す

【あらすじ】
1952年、クリスマス目前の活気あふれるニューヨーク

高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしている『テレーズ』
フォトグラファーという夢を持ち、恋人の『リチャード』からは結婚を迫
られるなど、一見充実しているかに思えて、どこか満たされない日々を送
っていた

そんなある日、ゴージャスな毛皮のコートを着た女性『キャロル』が、
娘のクリスマスプレゼントを探しに彼女の売り場へやって来る

その美しく優雅な佇まいに一瞬で目を奪われ、強い憧れを抱くテレーズ

後日、ふとした成り行きから「キャロル」にランチに誘われ、
彼女が夫『ハージ』との愛のない結婚生活に苦しんできたこと、そして
ついに離婚を決意したことを知るが・・・・・

   ---------------------------
「ケイト・ブランシェット」が演じる「キャロル」は裕福な奥様
いつも豪華な毛皮のコートを着て、美しく白く輝く肌と手入れされた金髪

彼女には 彼女を愛する夫も とても可愛い娘もいるが なんと離婚調停中
実は彼女が本当に惹かれるのは女性 旧友アビーともかつては深い仲だった

一方「ルーニー・マーラ」演じる『テレーズ』は、百貨店の若い女性店員
瞳がキラキラと輝く純粋で素朴 でも なんとも不思議な雰囲気が魅力
(そう あの映画「ドラゴンタトゥーの女」で見せた異色の女性だから)

「キャロル」が売り場に忘れていった手袋を「テレーズ」届けたお礼に、
「キャロル」がランチに誘い、お互いに旦那や彼氏がいることを知りつつも
 惹かれあってていくというストーリー

人と人とが 好きだとか嫌いだとか 愛するとかは理屈じゃない
お互いが 惹かれ合うかどうかだけ 理由なんかいらない

この映画の魅力は なんといっても この二人の女優の持つ独特の雰囲気と
なんともいえぬエレガントな美しさで 惹かれ合う二人の熱い思いを映して

我々は 最初から最後まで どんなシーンも「ケイト・ブランシェット」の
ため息が出るほどの美しさにただ見とれるだけ 微妙な表情のニュアンスを

車に乗ったガラス越しのショットは運転中も 息で曇るウインドウ越しにも
鏡に映るシーンも 浴室の鏡に映っるのをドアの間から 二人が大きな鏡に
映る姿で会話をさせるシーンは何度も繰り返し・・・・等など 
如何に美しく見えるかを計算しつくすキャメラマンの熱意を感じる

嬉しそうな、微笑みを浮かべ、物憂げな、くつろいだ、緊張感のあふれる 
恥じらう、愛をささやく、恋しくてたまらない等々・・・・その変化する表情
で 微妙なその場の心情を表現する

オイラが中学から高校時代に流行ったアメリカのスタンダード・ナンバーの
Willow WEEP FOR Me」「YOU BELONG TO Me」「KISS OF FIRE]
だとか お馴染みの曲が全編に クラシックな背景のバックに流れて最高

1952年当時の社会背景では 未だ同性愛は「病気」「不道徳」であった
だから「キャロル」の同性愛は「治療」できる「病気」だと思われていた

でも、「キャロル」は 自分を偽る苦しさを 断固カミングアウトするんだ
「自分を偽るなら私の存在意義がない 自分の感情、心のありかた、誰と生きて
 いきたいかということ それを押し込め世間のいう「道徳的に」生きることは
 自分をなくすことと同じだ」と言い切り 娘の親権を夫に渡してしまう

そして その極めつけがラストの映像 首を傾げて斜め前の人と横目で話してた
が そのまま流し目で 顔がゆっくりこちらに向かって瞳がこちらを向いて止ま
ると テレーズに気付きチョット驚き 満面が悦びでに溢れたなんともいえぬ
微笑みに そのまま画面が暗転・・・・しばらくそのままでエンドロールになる

いや~ァ・・・・あの顔は暫く脳裏に焼き付いたまま離れないナ








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最終更新日  2019年02月24日 11時40分30秒
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