シロワンコの【今日のワイン】 スペインから「どえりゃあ樽が効いて,且つ濃い~赤」。
★デエサ・デ・ルビアレス 「アライア」 DEHESA DE RUBIALES "ALAIA"[2004](VINO DE LA TIERRA DE CASTILLA Y LEON)(販売店の「デヘサ,,」は誤読でありませう) ; 使用品種 プリエート・ピクード 50%,テンプラニーリョ 45%,メルロー 5% : 楽天内ヴェリタスさんにて2本買った「1本あたり\834(税込み)の共同購入」からのお品。スペインのサモーラ県およびレオン県南部んでの独自品種たるプリエート・ピクード種を半分使用した赤ワインでありんす。ランク的にはおふらんすのそれになぞらえれば「ヴァン・ド・ターブル」クラス(すなわち最下層)でありますが,お店の惹句によれば例のPちゃんポイント89点獲得の由。 コルク長は45ミリ,アルコール度数は期待の13.5度♪ 飲んでみれば,どえりゃあ樽の香りとお味の強いお品。どうやら新樽使用の由にて「さもありなん。」とまずは納得。 むむむ,,,これはなかなかアザトイお品じゃのお,,(^^;)。いきなり唐突にラーメン界で例えを申せば,「半ちゃんラーメン」の元祖として有名な神田神保町のラーメン店「さぶちゃん」のラーメンに見られる「もろ,化調(=化学調味料,要するに「味の素」のたぐい)効かせ過ぎ」のごとく,飲んですぐにわかる樽っぽさが前面に出ておます。 ついては,このところのラーメン界では,化調使用は「安直な味付け」の象徴として唾棄されがちじゃけん,「さぶちゃん」のそれは「ここはこれでエエの♪ わかってて来てるんだから。なんてったて池袋の大勝軒の山岸氏引退の後となれば,都内のカリスマ店主っていえばここくらいじゃけんのお ゜゜-y(^。^)。o0○」みたいに却って珍重されるオモムキ,これあり。 ついてはこのお品をすするにつき,このお品も何かこう「お約束」的にこのような味付けがなさされている感じもあるにゃ。安手のチリワインでも,てか逆に安物ならば予算不足で,ここまで樽味を付けることは出来ないでありませう。 そういうわけで,このお品はヒトによって評価が分かれるでせう。すなわち,一方に「瞬時に樽っぽさが鼻と舌を刺激して,わざとらしいにゃ(-_-;)。」と思う方と,もう一方に「900円もしないのに,お風呂に例えればヒノキ風呂みたいにすぐエエ香りがして本格的なんだU^ェ^U ワン!」と喜ぶ方,とで。 なお,(その樽味の)後から追随して来る果実味は十分に熟したカシスの甘み(というか,クレーム・ド。カシス並みの)とわずかなカカオっぽさを感応し,とにかく「『樽』全面支配」なこのお品のお味を,さらに濃い~お味に仕立ててありまいた。しょうがないけん,この「夏でも赤ワイン♪」なワンコにして,バケツに氷を入れて冷やしながら飲んだ次第でありんす(^^;)。 濃い~お品がお好きなワンコなんかには,とってもリーズナブル。でも,さすがにこの「毎日33度(@_@)」とか言ってる日々では,ちとキツイのぉ。アルコール度数も高いこんじゃし,涼しくなってから,あるいは冬に飲んだ方がエエかにゃ ヘ(;^^)ノ スタコラサッサ [8月4日までポイント10倍中。6本購入で送料無料。また,ワンコはもらえませんでしたが,現在12本購入でポテチのオマケ付き。]