シロワンコの【今日のワイン】 昔なつかし「サンライズ」のメルロー。
★コンチャ・イ・トロ サンライズ「メルロー」 CONCHA Y TORO, SUNRISE "MERLOT"[2008](VALLE CENTRAL, CHILE) ; 輸入元 メルシャン(株) : ご存じ,スーパーでよく見かける「サンライズ」であります。昨日レポートした「サンタ・アナ」と同じく,都下三鷹市内のスーパー「サミット」で買いまいた。お値段は¥890だったかと。 このお品,ワンコ的には大いになつかしいお品。7,8年前にはずいぶんとお世話になったにゃ。というか,思うにこのブランドは日本でチリワインが大量に普及するにあたっての先鞭をつけたのではありますまいか。当時スーパーで初めて見つけて千円程度の値段に惹かれて購入,疑心暗鬼のうちに飲んでみたら「おんやまぁ♪ 同じくらいの値段のおふらんすのお品(「ヴァン・ド・ペイ」クラスが多かったにゃ)に比べて,遥かに濃い~んだワン U^ェ^U 」と喜んだものでありまいた。 で,その後もたま~に買っておりまいたが,コルクがスクリューキャップに変わったあたりから,すっかり疎遠になっておりまいた。今回は街売りにしてはお値段が安く思われたので,久々に買っててみたってえわけだす。 飲んでみれば,,,おんや(・・?) ,今となっては当時のほどの衝撃がない感じ 。 \(´_`)/ ドテ~。 ムムム,,これは一体どうしたことかいのぉ,,,ちとベランダでホタル族(=外でタバコ吸う)しながら,考えてきまする。 帰ってきました~。で,結論的には,近年当品よりもっと「濃い~」お品たちがあれこれと出てきたから相対的に地歩を失ったのでは,,。 そういうわけで,ワンコの経験した範囲での「濃い~チリ」を「濃い~順」に思い出してみるってえと,,,,↓1.エノテカさん扱いの「モンテス・アルファ」: これは「爆発的」に濃い~にゃ。2.同「モンテス・クラシック」:3.コノ・スルのレゼルヴァ。4.コノ・スルの並級(近頃は「ヴァラエタル」って名乗ってるかにゃ)。5.アナ・ケナの並級(こちらは,おふらんすでは滅亡したカルムネールを大量に復活させたことも好感): ,,てなところが,すぐにも思い出せるところでし。ほんで,本日のサンライズちゃんは,これらの下にくるくらいかのぉ,,,。う~みゅ,いつのまにか後塵を拝する立場になってしまったと思料する次第。 光陰矢のごとし,,,おごる平家は久しからず,,,。 ,,,て,なにも「濃い~」ばかりがチリ(を含め第3世界の)お味とは思わないですよん。でも,自腹を切る以上,コストパーフォーマンスってえものに目を向ければ,呑兵衛的にはやっぱし「より,濃い~♪」のを買ってしまいまする(ビンボー症じゃのぉ^^; そういうわけで,本品に関しては(本日は)やや残念な感想を抱きまいたが,これは決して優劣を云々ているワケではなく,発想を変えて申すなら,(第3世界の並級品に関しては)TPOや個々人のその日の気分に応じて「濃さの選択の幅が広がった」と,喜ばしく解釈すべきでありませう。このブランドに関しては,今後も折に触れその動向を観察していきたく存じまする(^_^)。