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「恋する絶対の法則」を読みました。
いおか本はお初でしたが、あらすじと奈良千春さんの挿絵に魅かれ購入♪ とても読みやすい文章で、特にこのお話は受・攻ともに性格がサクッ としていて気に入りました~。 「恋する絶対の法則」は弁護士の優弥が高校生の曹に痴漢と間違われたことから始まる物語。 この「間違い」をきっかけに二人は親しくなり、 曹を本物の痴漢から守って姫抱き・・・ 訳ありの実母から守って抱擁・・・と弁護士さんは大活躍 お互いの惹かれ合う気持ちが『恋』だと自覚するまで少々時間がかかりますが、 そこに至るまでの二人の会話や交流がとても自然で優しい。 特に優弥は陽気で男らしく、台詞が関西弁なのがプラスに作用し楽しい雰囲気。 曹をからかいつつ口説く言葉は面白く、受け取る曹も負けてはいないため ボケと突っ込みが成立。 曹は母親に性的虐待を受けていたという重い過去の持ち主ですが、 そのわりには素直で、そしてイザという時はけっこう大胆。可愛い高校3年生でした♪ 私は心理描写がしつこい物語が基本的に好きなのですが、 この小説は登場人物が必要以上にグルグル回らないのがかえって自然で新鮮。 特に『恋』を認めた後の優弥は気持ちのイイ開き直り方で、 ちょっと笑えて・・でも素敵でした~ この作品にはどうやら兄弟本があるらしく、こちらは優弥の双子の兄・幹弥が主役。 「恋する・・」にも幹弥はチラリと出てきますが、兄もスッパリ男らしい感じ♪ すぐさま読んでみたくなり、アマゾンに頼んでしましました~。 届くのが楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.18 21:29:15
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