カテゴリ:その他のBL小説
ワンコ攻小説を2種類読みました。
いおかいつきさんの『好きこそ恋の絶対』『君こそ僕の絶対』 英田サキさんの『バカな犬ほど可愛くて』(7月の新刊) 私は本来猫が大好きで、子供の頃から飼うのを切らしたことがないほど でもBL界においては『犬』が大好き 1番最初に出会った『犬』が強烈だったせいか(直江信綱) 以来、犬っぽい攻が出てくる物語にはハマリやすく・・ それが年下だったりすると確実に萌えます!! 「犬」の最大の魅力は忠実であること。 「ご主人様(受)」にひたすら優しく、守護系で尚且つ可愛い。 そして時々狂犬になってくれれば完璧ですっ! これから紹介する上記2作品は『犬』というより『ワンコ』でしたが、へタレ犬でも捨て身でご主人様を想うことには変わりなく、 両作品ともひたすら純朴で優しい年下忠犬タイプでした♪ いおかさんの作品は刑事×検事で、事件を解決しつつ恋も進展して行くストーリー。 刑事の真二は明るく単純で素直。周囲に愛されやすいキャラで、体はガッシリ系でも可愛らしい。 それに対し恋人・幹弥は堅物の女王様。過去にアマチュアボクシング日本一という経歴も持つ 侠気あふれる人物。 こんな幹弥が真二にほだされていく様子は面白く、真二に気を許すと突如関西弁になる 国内バイリンガルぶりも笑えました。 真二は幹弥にちょっと優しくしてもらうだけで、尻尾が切れんばかりに喜ぶ「ワンコ」。 なので、幹弥の言動で嬉しくなったり落ち込んだりとアップダウンが激しく・・ とにかく人がイイので愛すべき人物でした♪ 英田さんの作品は高校の後輩×先輩。 後輩・苅谷は生活能力に欠けるボソ~としたオタクっぽい男。でも先輩・聡のことを第一に考える優しい人物。 聡は苅谷にキツイ言葉を投げつつもとても面倒見がよく、ほとんど苅谷のお母さん(笑) この二人は卒業後も普通の先輩・後輩としての付き合ってしまったため、 お互い恋愛感情があるのに素直に出すことができず・・ 特に苅谷の不器用ぶりは最高でした。 いつもボソボソしている大人しい忠犬・苅谷はとにかく人がよく、可愛らしい。 でもこういう人が切れると突然狂犬化したり・・ ラストは殴り愛もあって・・面白かったです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.04 22:56:17
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