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麻々原絵里依さんの新刊『初恋横丁』を買いました。
麻々原さんの作品はとにかく 絵 が好き 今回の新刊もわざと横描きにしてある表紙がとても素敵です♪ この作家さんが描く絵は個性があって、お洒落で、品がある なので『初恋横丁』は酒屋とそば屋の息子の話なのに・・ 日本人離れしたモデルに見えました~(笑)。 オリジナルコミックスは他にも数冊読んだことがありますが、 最近では『マカロニ1・2』が面白かった♪ この作品は舞台が外国で時代劇。 アクションシーンとウエスタンコスがとても上手く、少年ロビンの護衛に付いたテッドとシドニーはイイ男で惚れ惚れ~ そして海外時代劇コスと言えば『背中合わせのくちづけ1~3』 真瀬もと 著 (感想はここ) こちらは小説挿絵で、禁酒法時代のシカゴが舞台。 ストーリーがとても面白かったこともあり、今のところ麻々原挿絵本の中では1位 お話と絵の雰囲気がとても合っていて最高でした♪ 麻々原さんの作品は実はオリジナル漫画より挿絵の方が好みなアタシ・・。 オリジナルストーリーはちょっとパンチが足りなめで、今一ハマリきれず・・ このため挿絵本をよく購入するのですが、こちらも早々ヒットが出るわけもなく・・ それでも最近2冊ほど手元に置いておきたい本に出会いました♪ 『ブリリアント』 火崎勇 著 火崎さんの作品は読んでも読んでも記憶に残るものがなく・・正直相性の悪い作家さんだったのですが、この作品はとても面白かった♪ 好敵手だった新進画家二人の恋と気持ちのすれ違いが上手く描かれ、特に絵を描くことができなくなった紺野の葛藤が切なかったです。 『リンゴが落ちても恋は始まらない』 松前侑里 著 松前さんは全く知らない作家さんでしたが、小物を使った心理描写が上手い人。 ストーリーの中に出てくる掃除機のルナがその代表で、とにかく他の作品も読んでみたくなる丁寧な作風でした。 お話はゲイということを家族に認めてもらえない英語教師とちょっと不思議な理科教師のラブスーリー。 何でも計測、証明しようとする理系男・暁人がユニークで・・でも情も深く・・味がありました♪ 一番気に入った台詞は暁人の姉が言ったもの。 「心が疲れているときは子供の頃に一番好きだったことをしてみるの。これ、かなり効くわよ」 ・・・だから私は2次元世界に帰ってきたんだな~と大きく頷きました(笑) そてにしても上記2冊は麻々原さんが挿絵でなければ読んだかどーか・・ 同じようなストーリーが多いBL業界。ほんとに絵の力は偉大です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.12 23:50:26
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