カテゴリ:その他のBL小説
神奈木智さんの新刊『彼の孤独を、飼いならせ。』と
妃川蛍さんの『恋一途』を読みました。 両方ともヤクザものです♪ 神奈木本はシリーズものの4作目。 1作目の「やさしく殺して、僕の心を。」の室生&菜央の続編です。(感想はここ) 今回は菜央がひたすらグルグルします。過去の汚れが気になり自分に自信が持てず、 さらに菜央の幼馴染・鵺の出現と室生の元妻の出現で話がこじれて行きます。 室生は組優先で言葉が足りないため、菜央はナカナカ大変ですが・・ ラストで「鵺」に切れる姿は流石ヤクザさん 4冊目は二人がしっかりとした絆を結ぶための1冊で、 もどかしいながらも、切ない過去を絡めた仕上がりがよかったです。 巻末のSS「死ぬには手頃な日。」も3CPらしいエピソードが短くまとまり楽しかったです♪ 妃川蛍さん&実相寺紫子さんイラストの作品。 こちらもシリーズもので、ごく最近『衝動』『拘われる眸』も読みました♪(「衝動」感想はここ) 今回の「恋一途」は敵対する組の息子達(氷見×曄)が恋に落ちるお話で、 まさにロミオとジュリエット! という訳でかなりベタで・・ある意味平凡でしたが・・・ <実は敵同士>はやはり萌え!!<禁断の恋>には不変的な魔力があります♪ 曄は健気でかなり可愛いタイプ。 氷見は男らしく大胆なタイプですが、曄に対しては途中までとても紳士的。 お子ちゃまデートは非常~にラブリーで、別れ際のキスにはトキメキました~ さて、この物語は「ロミ・ジュリ」とは違い『拘われる眸』CPの助力でハッピーエンド。 日本刀やらデイリやら・・後半はヤクザさんらしい二人でしたが・・ 曄が上手く嫁入りできてよかったです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.20 23:04:52
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