カテゴリ:榎田尤利
榎田さんの『執事の特権』CDを聞きました♪
<出演> 乃木坂乙矢:野島健児 原田 仁:杉田智和 富益一蔵:堀内賢雄 「執事の特権」は原作が大好きな物語。(原作感想はここ) しかも乙矢が野島さんということでイメージぴったり♪ が、他2名は・・どうなんだろう・・ 聞くまで微妙にドキドキでした~。 この物語は潔癖症のご主人様に仕える執事が主役で、執事攻めで 年下攻め 私的にかなり好みな設定でしたが、それが榎田さんの文章で切なくユーモラスに描かれているため感動的。 特に面白いのは乙矢が原田に心を開いて行く過程で、潔癖症という病気のために牛歩で進む二人の関係がとても上品でした。 さて、この物語のキーパーソンは老執事・富益。 彼は乙矢を幸せにするために原田を発掘し、二人を嵌めた人物で・・ それを堀内さんが好演~♪ 実は挿絵の印象から堀内さんでは声が好過ぎるのでは?若すぎるのでは?? と思っていたのですが、惚けた味が意外とピッタリ。 落ち着いた声で「乙矢様は大変な毒舌家でいらっしゃいます」「さらに気分屋で神経質で・・」という主人けなす台詞をあっさり言われ、ププッとなりました~。 この上なく老け声の賢雄さんが聞けてよかったです(笑)。 原田役の杉田さんは「可愛い人」の印象が強すぎて「受」というイメージが定着していたのですが・・ 今回のCDで低音美声だという事がしっかりと分かり、挿絵の感じとはちょっと違いましたが、 聞いてるうちに慣れてしまいました♪ 今後もリバ声優として頑張って欲しいです! という訳で結果的にはキャストOK。野島さんの怯える芝居が上手くて、とても満足 只、残念だったのはカットが多いこと。 もっとキュン場面が本当はたくさんあるのに・・。 乙矢の虫嫌いとか原田の居眠りとかイロイロ。 初めて触れる場面ももう少しなんとかして欲しかったです~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.09 22:47:55
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