カテゴリ:英田サキ
英田サキさんの新刊「DEADHEAT」を読みました。
メチャクチャ面白かったです~~っ!! こんな楽しい本に連日出会ってしまってイイんでしょうか??! (鼻血が) (前日は榎田さんの「交渉人・・」) この作品は「DEADLOCK」の続編で、今回は刑務所から出たディック&ユウトのその後。 ユウトはFBI、ディックはCIAに身を置きそれぞれがコルブスを追いかけることになりますが、 FBIは逮捕を、CIAは暗殺を目的としているため、協力関係は築けず・・ ディックは外見も中身も別人を装っています。 1巻目の「DEADLOCK」は人物の心理描写より状況説明やミステリー部分が前面に出ていたので、他の英田作品に比べると嵌る勢いが弱かったのですが・・(1巻感想はここ) 2巻はミステリー性+事件のスリル感が大幅に増量。 事件は『映画・スピード』並にドキドキで、むさぼるように読んでしまいました~ さらに新たな登場人物・大学教授のロブが魅力的で、 この人はものスンゴクくいい人な上に頭も切れる。 ユウト以上に推理力と行動力があるんじゃないのか?? という使える人物ですが、 ユウトを口説きまくることも忘れない(お約束~) でも結局紳士的で優しい 「ディックより絶対こっちがお買い得!」といらぬ助言をしたくなりました~。 さて、後半はディックの登場♪ 金髪碧眼もよかったですが、今回のお姿もカッコよく・・ とにかく 高階さんのイラストが無暗やたらにステキなんですっ!! 思わず表紙だけで買ってしまうよーな画力で、かなり3次元体に近い絵ですが・・ 今回はスーツでムフフ P.214のディックの表情には倒れそうになりました にしても・・ ピザオーダーにはビックリ! ・・まさかそんな事のタメだったとは~(笑) ずっとツンツンしていたクセにヤル時はデレデレだな・・ディック・・。 さて「DEADHEAT」ラストは二人が共駆けができない形で終わっていますが、 周囲に利用されがちなユウトがしっかりと自分の足で立つことができたのはよかった♪ しかも2巻のユウトは可愛い からかいがいがあるし、一途だし・・庇護欲をそそります。 <惹かれ合いながらも敵対する立場> というのは英田さんのお得意芸。 そして私的に最も萌える設定でもあるわけで・・ ホワイトハウスを巻き込む勢いで、次巻も楽しみ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.01 14:13:03
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