カテゴリ:その他のBL小説
ルチル文庫の新刊『夢の欠片をあつめて』(高岡ミズミ)、『甘い首輪』(黒崎あつし)を読みました。
両方とも前記事の『この血の果てに』と同じく挿絵買い。 『夢の欠片をあつめて』は亀井高秀さん、『甘い首輪』は街子マドカさん。 この2作品の共通点は ボディガード 『夢の欠片・・』は舞台がアメリカ。 日本人高校生・瑞希とボディガード・レニーの物語ですが、 瑞希をガードするものではなく、レニー自身がトラブルに巻き込まれるちょっとしたミステリー。 二人の生きる世界は全く違うので、イロイロ切なくなりますが ラストは瑞希の押し切りでハッピーエンドでした♪ (この作品は「終わらない夢のつづき」の続編らしいです) 『甘い首輪』は高校生の主従物。幼馴染でありながら、守る者と守られる者の立場にある二人。 ボディーガード・信矢は立場上感情を抑え気味ですが、お坊ちゃま・明生は突っ張っているようで甘えたがり。 明生の出生の秘密や父の過去も興味深く・・ 全体的には可愛い雰囲気でした。 亀井さんも街子さんもかなり好きな絵柄です 街子さんのオリジナルは「天気予報ノ恋人」に嵌っていますが・・ 亀井さんは以前挿絵で2冊、3冊お目にかかっただけ。オリジナルは未読で、 調べるとけっこう出版されている・・。 読んでみたいです! (お薦めあったら教えて下さい~) それにしても、BL小説における挿絵の力は偉大です! 才能ある作家さんを見つけるのと同じくらい、絵の上手い挿絵画家さんを発掘することが大切かも~。 この他のルチル新刊は麻々原絵里依さん挿絵の「いとしさを追いかける」が読んでみたいのですが、まだゲットできず・・ そのかわり「アンサー・再版」を見かけました。 崎谷はるひさんの「アンサー」はラキア時代のものと同人誌を持っているので、購入しませんでしたが、加筆・修正が無いようで安心しました。 とても好きな作品はやはり変えて欲しくないもので・・ その時代なりのよさがあると思うので・・ そのまま出版した崎谷先生には感謝、感謝でした♪ 「アンサー」はBLを知ってから2年目くらいに読んだ本で、そこから滅法崎谷ファン。 心理描写の細かさとドぎついエロに腰が砕けましたが・・ 秦野の年上とは思えぬ可愛さと、罪悪感にヘタリ込む真芝がたまらず、 二人の一生懸命さはお見事でした! 確実に思い出の1冊です *ラキア版しか持っていない人にはお薦めです!崎谷さんの同人誌、ネットSSは一読の価値あり~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.18 21:59:45
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